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    試奏レポート【TAMA】STARPHONIC Series WALNUT Snare Drum【Review】

    • Review:Takuya Yamamoto[bohemianvoodoo] Photo:Takashi Yashima

    ウォルナット特有の中低音の丸みと温かさ
    ルックスもこだわりのTAMA STARPHONICスネア

    TAMAのSTARPHONICシリーズに、ウォルナット・シェル・モデルが登場。PWB147は6mmと比較的薄めのシェルを採用、特有の中低音域の丸みと温かさをもちながら、内曲げのグルーヴド・フープが適度に倍音をコントロールし、落ち着いたサウンドに仕上がっているという。

    また、スナッピーは繊細な響きが特徴のSuper Sensitive Hi Carbon Snare Wireを採用。ファットな鳴りを一層引き立てている。アウター・プライには上品なルックスのウォルナット・バール材を使用。木目を生かした落ち着きのあるフィニッシュを施すことで、クローム・パーツとのコントラストを生み、高級感を演出した仕上がりとなっている。

    Review

    値段以上のポテンシャル
    音量から反応までどのレンジにおいても破綻がない

    どのレンジのチューニングにおいても破綻がなく、音量から反応まで、まったく隙がありません。値段もちょっと信じられないですね。10万円以上のスネアとも十分競えるというか、対等どころか圧倒できる高いポテンシャルを秘めていると感じました。

    極端なローピッチでもキレの良いスナッピーの振る舞いは、演奏のニュアンスを損なうことなく再生してくれますし、ピッチを上げていっても耳につくピークが見当たらず、純粋に使いたいと思うレンジで使えます。Gladstone Snare Drumのように、利便性のために用いられた複雑な機構が音色に対して好ましい結果を産むケースがありますが、このSTARPHONICもその好例と言えそうです。

    音色が素晴らしい上に、とても軽く持ち運びにも適しているとなると、本当に何も言うことがありません。外観も美しいですね。

    GEAR SPEC

    PWB147
    ¥84,700(税込)

    【シェル】アメリカン・ブラック・ウォルナット6プライ(6mm厚)+ブラック・ウォルナット・バール(アウター)
    【サイズ】14″×7″
    【フープ】スティール・フープ(Grooved Hoop/1.5mm厚/内巻き)
    【ストレイナー】MLS50A
    【スナッピー】20本線(MS20RL14C)
    【ヘッド】エヴァンス<トップ>G1 Coated<ボトム>Resonant 300
    【フィニッシュ】グロス・ブラック・ウォルナット・バール

    製品ページ:HP
    お問い合わせ:星野楽器販売(☎0561-89-6900)