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試奏レポート【DW】5000 Series “Extended Footboard” Hi-Hat Stand

  • Review:Yusuke Nagano Photo:Takashi Yashima

5000シリーズのハイハット・スタンドに
初となるXF=ロング・ボード仕様が登場

9000シリーズをはじめ、近年ラインナップを増やしつつあるDWのロング・フット・ボード仕様=XF。この度、5000シリーズのハイハット・スタンドにもXFを採用したモデルが追加された。

フット・ボードはDWの通常版よりも約1インチ長い27.5cm(編集部実測)。ショート・ロッドも付属され、セッティングに合わせて換装も可能。ラインナップは3レッグ・タイプのDW-5500D/XFと、2レッグのDW-5500TD/XFの2機種が用意されており、今回は2レッグ仕様を試奏した。

Review

DWならではの堅牢性はそのままに
足との一体感が増し操作性も拡張

通常のDWのフット・ボードと比較すると、足の裏全体がしっかりと収まる安心感や、踏んだ感触の安定感が増強されています。クローズ時のタイミングが明確に伝わってくるDWならではの堅固な踏み心地はそのままに、踏み位置の自由度が増えたので、やや手前をルーズに踏んだり、手前に足を軽く乗せてハーフ・オープンを保つなどの操作や、フット・スプラッシュなども演奏しやすいのではないでしょうか。また長さが伸長されたことでヒール・プレートとの角度差もゆるやかになり、足とペダルの一体感が増したように感じられるのも好印象でした。

  • 従来のモデルより約1インチ長くなったフット・ボード。編集部実測では長さ27.5cm。

GEAR SPEC

DW-5500TD/XF
¥45,100

製品ページ:HP
お問い合わせ:モリダイラ楽器(☎03-3862-5041)