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試奏レポート【ISTANBUL MEHMET】Bossa Ride

Review

※重量は編集部実測。価格は税込です。

ダークとブライトが絶妙にブレンド
小音量で多彩に、大音量でヌケ良く

22″ Bossa Ride

ノン・レイジングによる表面のドライでダークなキャラクターと、レイジングが施された裏面の明るく伸びやかなサステインが絶妙にブレンドされている印象です。ウェイトは2,580gと比較的重めで、ピング音は輪郭のハッキリしたツブ立ちの良いサウンドが得られます。それでいて落ち着いたトーンが共存しているのもポイントで、温かい倍音がしっかりとコントロールされているので扱いやすさを感じます。カップは高域がキラキラと響く硬めのヌケの良い美しい音で、これは裏面のレイジング効果もあるのでしょう。エッジをクラッシュすると低域が豊かでダークな響きも非常に魅力的。小音量での表現の多彩さがありながら、大音量でもしっかりと音が立って聴こえるライド。癖になる気持ち良さでした。

22″ Bossa Ride
¥68,200
2,580g

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リズム&ドラム・マガジン2020年7月号