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    NEMOPHILAからむらたたむ&葉月が脱退|10月12日までサポート・ドラマーとして参加

    • Text:Isao Nishimoto

    “地獄のゆるふわバンド”を標榜する女性4人組メタル・バンドNEMOPHILAから、むらたたむ(d)と葉月(g)の脱退が発表された。

    北米ツアーを一区切りに脱退を決断

    むらたは7月をもって脱退しており、10月12日(月・祝)にEX THEATER ROPPONGIで行われる主催イベント“天壌無窮極音道中”までサポート・ドラマーとして参加。葉月は同じライヴで脱退となる。バンドは今後も活動を続けていくという。

    公式サイトとSNSにアップされたむらたのコメントによると、「今後の活動方針や、自信を取り巻く活動環境について慎重に検討し、所属事務所とも協議を重ねた結果、アメリカツアーを一区切りとして、NEMOPHILAを脱退する決断をいたしました」という。

    ボトムを支えたバンドの“屋台骨”
    武道館、海外進出を経て新たなフェーズへ

    NEMOPHILAは、むらたを含む5人編成のセッション・バンドを経て2019年に結成。LOUDNESSとHAMMERFALLがヘッドライナーを務めた“METAL WEEKEND 2019”のオープニング・アクトとしてデビューを飾った。

    同年末にはむらたが結婚と妊娠を発表。2020年はコロナ禍で配信メインの活動となり、同年8月、むらたの産休明け復帰ライヴも無観客配信で行われた。

    2021年の1stアルバム『REVIVE』は、iTunesロックチャートで1位、オリコン週間ランキングで5位を獲得。活動の規模が徐々に拡大する中、幅広いスタイルを吸収したむらたのドラミングはバンド・サウンドの強度に大きく貢献し、2024年2月には初の日本武道館公演を成功させた。

    同年3月からは4人編成で活動していくことを発表。2025年リリースの4thアルバム『Apple of my eye』は全曲メンバーが作詞作曲を手がけ、むらたもソングライティング&アレンジの手腕を発揮した。

    海外での人気も高く、コンピレーション盤のリリースやツアー、フェス出演など積極的に活動。今年は11ヵ所を回る北米ツアーを7月に終えたばかりだった。

    本誌2026年4月号の特集『the ICONIC HEAVY DRUMMERS 2026』で行ったインタビューで、むらたは自身の現在地について次のように話している。

    私は長い間、こういう手順でやるとこういうテクニックができるなとか、これとこれを組み合わせるとこういうフレーズができるなということに力を注いできたんですけど(中略)、演奏者としてもっと視野を広げて、聴いてくれる人や、このリズムに乗って演奏する人に向けられるようになってきた。その人達のことを考えたグルーヴや音を、もっと深掘りしていくフェーズに来たなと思っています

    こうした彼女の意識の変化は、今回の決断と無関係ではないだろう。その変化は、ドラマーとしてのさらなるスケール・アップにつながるものであるに違いない。

    【出演予定】
    ■2026年9月6日(日)
    『SOUND PLANET FESTIVAL 2026』
    韓国・仁川パラダイスシティ

    ■2026年10月9日(金)
    JILUKA presents『MAD PIT FES 2026』
    川崎CLUB CITTA’

    ■2026年10月12日(月・祝)
    『天壌無窮極音道中』
    EX THEATER ROPPONGI

    https://nemophila.tokyo/ja/live/