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叙情的かつ味わい深い歌で注目を浴びる愛知県出身のシンガー・ソングライター、杉山一真のソロ・プロジェクト=ERWIT (アーウィット)。このたび彼の2作目となるデジタル・シングル、「浮遊船」がリリースされた。
こちらは、HIP LAND MUSICによる音楽デジタル配信サービス、“FRIENDSHIP.”サポートのもと発表された作品で、アレンジ/プロデュース、そしてドラムと神谷洵平が全面参加しており、ERWITとの共同制作を行っている。
2人の出逢いは、2020年のコロナ禍で募集された、神谷洵平が主催する“Make Some Records”のアーティスト支援企画にERWITが応募、見事選ばれたことで、共同制作&神谷プロデュースのプロジェクトが始動したという。
東京にある神谷のプライベート・スタジオとERWITの住む名古屋を往来して作り上げたという本作は、ERWITが生み出す素朴で温かいメロディ/歌と、神谷らしいUSオルタナ・フォークを経由した生々しく空気感のあるサウンドが交錯、力強く壮大なスケールで楽曲が展開していくナンバー。パーカッシヴなアプローチでサウンドとリズムを構築し、楽曲を牽引していく神谷のドラムも素晴らしい。マスタリングには女性シンガー・ソングライター、優河の昨年リリースされた「夏の窓」を手がけたことでも知られる、ブラジル・ミナスのシンガー・ソングライター/プロデューサー=レオナルド・マルケスが担当している他、神谷と縁の深いメンバー達が織り成す個性溢れる演奏なども注目すべきポイントだ。ぜひチェックしてみてほしい。
「浮遊船」リリースにあたって、神谷洵平からのコメントが届いている。
昨年より気持ち全開でライヴが行えない世の中が続いておりましたが、こんなときにしかできないプロジェクトを前向きにやろうと思ったことで、2020年にソロ・アルバムをリリース、それに続く自主レーベルMake Some Recordsからのリリースとして、ERWITをプロデュースしました。
最近はサポート活動の傍ら、自身のレーベルにて精力的に音楽活動をしています。今回リリースした「浮遊船」は、彼の楽曲として初めて手をつけた楽曲でした。
アレンジ作業の間に出逢った、素晴らしいピアニスト、Takumadrops(彼もその募集に応募してくれました)、僕のソロ・アルバム(『Jumpei Kamiya with…』)に参加してくれている、Sax 副田整歩、Bass 隅倉弘至さんの素晴らしいお力を借り、みなさんの閃きある、自然な演奏が録音できました。
さらに、マスタリングにはブラジルの天才シンガー・ソングライター 、Leonardo Marques。彼の力も加わり、より広く深い世界サウンドに仕上がりました。ぜひお聴きください。
ERWITの才能は計り知れず、まだまだ始まったばかりのプロジェクトですが、みなさま、どうぞレーベル共に応援よろしくお願いします!
神谷洵平
さらにERWITのオフィシャル・コメントも以下に掲載。
コロナ禍により上京を延期した僕は、夢と日常との乖離、ギャップにやるせなさを感じていました。
朝5時に起床し、現場作業という肉体労働をこなし、歌の練習をしながら帰宅、作詞作曲を繰り返す日々。
そんな中、神谷さんを始めとする素晴らしい音楽仲間達と過ごすひと時は、人生において最もエキサイティングな時間であり、唯一の光でした。
本作は、そんな僕自身を客観的に振り返り、創作した物語り、”孤独と情熱を抱えた少年の旅”をテーマに制作しました。
美しくも不安定、寂しくも壮大な音楽、今この時にしか描けない作品になったと思います。世界の何処かで同じ気持ちを抱いている誰かに寄り添えたら、あるいはそれぞれの解釈で本作を感じていただけたら嬉しいです。
そして、ERWITとMake Some Recordsはまだまだ躍進します。僕らのこれからに期待していてください!
ERWIT
◎作品情報
「浮遊船」
ERWIT
Make Some Records
配信限定(FRIENDSHIP.)
<Personnel>
杉山一真(vo、g)
神谷洵平(produce、arrange、mix、d)
隅倉弘至(b)
副田整歩(sax)
Takumadrops(p)
Leonardo Marques(mastering)
◎Information
ERWIT HP Twitter
神谷洵平 HP Twitter
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