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【コンテスト番外編】応募者385名が選んだ“好きなドラマー”トップ10 海外ドラマー編

385通のエントリーシートから集計した
“好きな海外ドラマー”上位10名を発表!

ここ10年で最多となる応募総数を記録し、大きな盛り上がりを見せた誌上ドラム・コンテスト「BACK to the FUSION」。発売中の本誌21年1月号ではその最終結果を発表しているが、今回はさらに、今年の応募者達がエントリーシートに記入してくれた“好きなドラマー”を集計! 本コンテストの“号外”として、全385人の挑戦者が選んだドラマーTOP10を発表していこう。先日公開した国内ドラマー編に続いて、ここでは海外ドラマー編をお届け!

海外ドラマー編

第10位

ジョジョ・メイヤー

Profile●Jojo Mayer:スイス生まれ。幼少の頃にドラムを始め、独学でテクニックに磨きをかけ、18歳でプロ・デビュー。ディジー・ガレスピー、ニーナ・シモン、チェット・ベイカーらと共演を果たす。98年に自身のリーダー・バンド、NERVEをNYで結成。エレクトロニック音楽を解体/再構築し、人力でプレイするスタイルで注目を浴びる。自身の技術をレクチャーするDVD『Secret Weapons for the Modern Drummer〜』も発表。さらにシンバル、ペダルのプロデュースも手がけるなど、マルチな才能を発揮している。

第9位

ネイト・スミス

Profile●Nate Smith:ヴァージニア州生まれ。ジェイムズ・マディソン大学/バージニア・コモンウェルス大学での研究に招かれ、デイヴ・ホランドのバンドで演奏し、クリス・ポッターのグループにも加入。その後もホセ・ジェイムズ、ポール・サイモン、ブリタニー・ハワードなど多数のアーティストのセッション/ツアーに参加し、ドラマーとしてのみならず、プロデューサー/作曲家/シンガーなど多岐に渡って活躍。近年ではVulfpeckのサイド・プロジェクト=The Fearless Flyersの他、ソロでの活動にも熱心で、今年4月にはEP「Light and Shadow」をリリースしている。

第8位

シェーン・ガラス

Profile●Shane Galaas:カナダ出身。グレン・ヒューズ、イングウェイ・マルムスティーン、マイケル・シェンカーらのツアー/セッションに参加し、注目を集める。02 年~18 年まではB’z のサポート・ドラマーとしても活躍。カナダ出身のメンバーとバンド=Toque を結成し、昨年アルバム『Never Enough』をリリースした。

第7位

ヴィニー・カリウタ

Profile●Vinnie Colaiuta:1956 年生まれ。バークリー音楽大学卒業後、LA に拠点を移し、プロとしてのキャリアをスタート。78 年にフランク・ザッパ・バンドに加入。その超絶技巧を駆使したスタイルでその名を轟かせる。以降、スティング、ハービー・ハンコックを筆頭に膨大な数のライヴ/レコーディングに参加。セッション活動の傍ら、02 年にロベン・フォード、ジミー・ハスリップとジン・チを結成。2017年に13年ぶりとなる新作『Supremo』をリリースし、話題を集めた。

第6位

エリック・ムーア

Profile●Eric Moore:1982年生まれ。1、2歳の頃にドラムを始める。5歳から教会でも演奏するようになり、独学で多様なスタイルのプレイを習得。オマー・ハキムやデニス・チェンバース、ラデル・エイブラムス、ジェラルド・ヘイワード、リトル・ジョン・ロバーツなど、R&Bやゴスペル系のドラマーに影響を受ける。2008年からは約8年に渡り、ハードコア・バンド、スイサイダル・テンデンシーズのドラマーを務めた。近年は、イタリアの大物シンガー、エロス・ラマゾッティのバック・バンドなど、セッション・ワークを中心に幅広く活躍している。

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