2020.09.24 UP

【StickTok】#20 チーズ

Text：Rhythm & Drums Magazine、Yusuke Nagano　Illustration：Chihiro Yaegashi

#20 チーズ

ドラマガとTikTokのコラボ企画＝StickTok（スティックトック）。TikTokを通じて“学び”のコンテンツを配信する #tiktok教室、#ためになるtiktok の一環で、ドラム未経験者＆初心者、「基礎練習ってどうすればいいかわからない」とお悩みのドラマーへ、30秒で自宅でも楽しく練習ができる動画を投稿していきます！　第20回は、複数のルーディメンツを組み合わせた“ハイブリッド・ルーディメンツ”から、チーズをご紹介。第8回、フラム・アクセントと併せて、ぜひ練習してみてください！

ハイブリッド・ルーディメンツの代表格
フラム・アクセントと併せてゆっくり練習を

複数のルーディメンツを組み合わせて、新しい形に進化させたハイブリッド・ルーディメンツというものがあります。今回挑戦した“チーズ”というキャッチーなネーミングのルーディメンツは、そのハイブリット・ルーディメンツの代表格です。以前紹介したフラム・アクセント（3連符の1打目に装飾音符のフラムを加えた音型／第8回参照）を骨組みとして、アクセントの音をダブル・ストロークに発展させています。

まずは組み合わせを分解して、1小節目に示した3連符の1打目をダブル・ストロークに発展させた音符を叩いてみましょう。2つ打ちでアクセントを叩くのが難しいので、ゆっくりから確実に練習してください。

それに慣れたら2小節目のフラム・アクセント（スティック・トック8回目で解説しています）を練習してください。そして最後の3小節目で、フラム・アクセントの流れを生かしたまま、1打目のメインの音をダブルに発展させてチーズが完成。厚みのあるアクセントと、勢いを生みだすダブルの流れが心地良いルーディメンツです。難易度が高いので、ゆっくりから時間をかけて挑戦してみてくださいね。