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    UFiP Percussion & Cymbal Product Review(Report:TAKAFUMI)

    • Review:TAKAFUMI
    • Photo:Takashi Yashima

    FX Collection
    Traditional Splash 8″ / 10″

    8″はアタック強め、10″の方は刻みにも◎
    はじめてのスプラッシュにお勧めしたいモデル

    FX Collection 8″ Traditional Splash
    FX Collection 10″ Traditional Splash

    一発目で、あっ良い音!と感じました(笑)。チープさが一切ないです。アタックはスプラッシュらしい明るい音ですが、余韻の中に若干くすんだクラッシュ成分、ダーク成分が良いバランスで混じっているようなサウンドで結果良い音!という印象でした。ドラムでもパーカッションでも、そしてどんな音楽でもだいたい合うのではないでしょうか。カホンや皮モノと併せて素手でも叩きましたが、やはり良いバランスですね。

    8″はアタック強めのよくあるスプラッシュのアクセント的な使い方、10″の方はクラッシュ・シンバル的でもあるので、スティックやロッズでリズムを刻んだりと使える幅が広いです。

    例えば、とりあえず1枚欲しい!はじめてのスプラッシュみたいなシチュエーションでの候補に入れて間違いないかと思います。私の場合、カホンをやっているビギナーさんに「カホンに合わせるスプラッシュありませんか?」とよく質問されるのですが、今後このスプラッシュを勧めたいと思いました。個人的には10″推しです。

    FX Collection
    Dry Splash 8″ / 10″

    エスニックなキャラクターが出ている個性的な8″
    クラッシュ成分が少し増して用途が広がる10″

    FX Collection 8″ Dry Splash

    FX Collection 10″ Dry Splash

    名前の通りかなりドライなスプラッシュです。トラッシーなサステインで、チャイナ・シンバルや小口径の銅鑼のような雑味がある響きです。UFiPパーカッション・シリーズでは得意としているエスニック&オリエンタルさも感じられますので、ジェンベ、コンガ、ダラブッカ、カホンなどのワールド・パーカッションとは自然に合うと思います。

    8″はエスニックなキャラクターが出ている個性的な1枚。10″はクラッシュ成分が少し増すので用途が広がりますね。ドラム・セットと合わせる場合でも、このドライさはすごく現代的と言えますし、スプラッシュでも“あまり明るすぎない方が好み”、“キラキラ感が出ない方が良い”という方はぜひ検討してみると良いと思います。 プロ・ドラマー、パーカッショニストでいろいろな現場をやっている方でしたら、選択肢として持っておきたいという方は多いのではないでしょうか。個人的にはやはり10″推しです。

    FX Collection Traditonal Splash 8″ / 10″ &
    Dry Splash 8″ / 10”の試奏動画

    製品ページ:HP
    問い合わせ:キクタニミュージック(☎️0561-53-3007)

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