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    響&影丸のビートが炸裂! 12/9「the DRUM EXPERIMENT Vol.01」速報レポート

    • Text:Koju Okayasu Photo:Taichi Nishimaki

    若手実力派ドラマーの二人が
    圧巻のパフォーマンス&親しみ深いトークで
    テクニックを伝授!

    若手V-ROCKシーンの中でも屈指の技巧派ドラマーである摩天楼オペラの響と、真天地開闢集団-ジグザグの影丸による大注目のイベント、「the DRUM EXPERIMENT Vol.01〜響×影丸ドラム・クリニック〜」が12月9日に神田明神ホールにて開催された。

    会場に入ると目に飛び込んできたのは、ステージ手前側に鎮座する2台の要塞ドラム。普段のライヴではあり得ない間近な距離で2人のセットが拝める、それだけでもファン垂涎ものだろう。

    ▲影丸[-真天地開闢集団-ジグザグ]

    場内が暗転するとスクリーンに、11月末に姫路で行われたクリニック時の様子が映し出され、期待を高めるカウント・ダウンのあと、まずは影丸が登場。“ジグザグ”の楽曲をメドレーで演奏し、そのまま10分を超えるフリー・ソロに突入! 何種類ものオスティナート(四肢のうち2つを使った反復パターン)を駆使した圧巻の“ドラム組曲”で、手足をどう使ったらこんな演奏ができるのか、さっそく理解が追いつかない状況だ(笑)。

    ▲響[摩天楼オペラ]

    続いて響のパフォーマンス。摩天楼オペラの中でも特にハイ・スピードでタフな楽曲ばかりを立て続けに5曲プレイ! パワー、安定感、そしてフォームの綺麗さが際立っていて、凄まじい音数で叩きまくっているにも関わらず、スタミナ切れなど微塵も感じさせない。そんな2人に共通していたのは、高度な演奏をするというだけでなく、スティック回しや投げなど見た目に映える演出もふんだんに盛り込んでいるところ。すべてに余裕が感じられるのだ。

    ▲クリニック中、お互いのドラム・セットに座ってセッティングのこだわりを語る一幕も!

    ソロ・パフォーマンスの後は、いよいよクリニック・タイム。とは言っても堅苦しいものではなく、熱いドラム・バトルに始まり、お互いのセッティングから性格に至るまで個性を語り合ったりと、2人の気さくなキャラクターもあってドラマーでなくても楽しめるエンタメ要素が盛りだくさん! 

    Q&Aでは、初心者が練習するのにオススメの曲や普段から行っている基礎練など貴重な話を聞くことができた。2人のプレイの秘密については興味の尽きないところだが、ここで何と司会を務めるドラマガ編集部から響&影丸による連載セミナーの告知が! これは楽しみである。

    最後はYouTubeのコラボ動画が話題となった楽曲「Chronos(摩天楼オペラ)」「復讐は正義(-真天地開闢集団-ジグザグ)」をツイン・ドラムで生演奏し、満場の拍手に包まれてあっという間の2時間が幕を閉じた。ちなみに本イベントの詳細は、3月16日発売のリズム&ドラム・マガジン2023年4月号にて動画連動で特集されるということで、会場に来た方はもちろん、来られなかった方も要チェックだ!

    Special Information
    【1】12/9当日「特典つきチケット」「2階席プレミアムシート」でご来場いただいたお客様へのご案内

    当日のサイン会でお渡ししたブロマイド・カード付属のQRコードからアクセスできる専用ページ(各種特典チケットご購入者限定)にて、特典写真を公開しました。写真はダウンロードおよび、個人の範囲でご使用いただけます。

    【2】ドラマガ23年4月号に響&影丸のパフォーマンス映像の一部を収録!
    来年3/16発売予定のリズム&ドラム・マガジン本誌2023年4月号では、今回の「the DRUM EXPERIMENT Vol.01〜響×影丸ドラム・クリニック〜」の詳細レポート(未公開のライヴ・カットを多数掲載!)および、響&影丸のパフォーマンスの一部を付録映像として収録します。Amazonでは、こちらの掲載号の予約購入が可能! 下記リンク先をチェックしてみてください!