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Katsuma meets Roland V-Drums Quiet Design〜“最強”ハード・ヒッターが“最静”電子ドラムを叩く!
- Text:Isao Nishimoto/Photo:Yukitaka Amemiya
四半世紀以上に渡って進化を続けてきたローランドのV-Drums。そのラインナップに新たに加わったV-Drums Quiet Designは、新開発のパッドで静粛性を飛躍的に高めた画期的なモデル。従来のV-Drumsと比べて騒音を75%低減することに成功したという。リズム&ドラム・マガジン2025年1月号では、そんなV-Drums史上最も静かな電子ドラムを、最強のハード・ヒッターであるcoldrainのKatsumaが試奏。ここではファースト・インプレッションと、アコースティック・ドラムと比較した映像を公開!
KatsumaがV-Drums Quiet Designと
アコースティック・ドラムを比較試奏!
より静かに演奏できることを目指した“到達点”
そもそも電子ドラムは、アコースティック・ドラムより音が小さいことが特徴の1つ。特にメッシュ・ヘッドを使ったV-Drumsは打撃音が静かで、自宅など大きな音を出せないところで叩きたい場合には最良の選択肢と言える。しかしそれでも、パッドを叩く音やバス・ドラムを踏む振動などが気になる状況はあり、周りが静かなところでは深刻な問題となる。
それを解決するべく開発されたのがV-Drums Quiet Designだ。パッドの構造をイチから見直し、ハードウェアにも対策を施すことで、従来のV-Drumsと比べて騒音を約75%低減。これまで電子ドラムの導 入をためらっていた人にとっても、この上なく魅力的な製品が誕生した。
“最静”電子ドラム vs “最強”ハード・ヒッター
〜普段通りのパワーで叩いても
周りに迷惑をかけない by Katsuma〜
「電子ドラムを買う人って、やっぱり家で叩きたいからだと思うんですけど、実際に叩いてみるとパッドの打音がうるさかったり、振動も予想以上に大きかったりして、周りに気をつかいながら練習している人が多いと思います。思いきり叩けないというか、電子ドラム用の叩き方になってしまう。そうすると結局、家での練習はフレーズの確認と基礎練くらいまでで、ライヴを想定した曲の練習をするにはスタジオに行かないと、ってなっちゃうんです。
それを解決するには、普段通りに叩いても迷惑がかからないくらい、電子ドラム自体の静音性を高めるしかない。その点で、今のメッシュ・ヘッド以上のものはないと思っていたから、今回VQD106を体験して“あれよりさらに消音する方法があったんだ!”と、マジでビックリしました。電子ドラムという感覚で叩く必要がまったくなかった。
これから自宅用に電子ドラムを買う人には、100%お薦めしま す。本当に正直に、嘘偽りなくそう思います(笑)。 それでも“本当にそんなに静かなの?”って思う人はいるでしょう。 そんな人は、論より証拠というか、自分で叩いてみてほしいです」。
全編はドラマガ2025年1月号をチェック!
12月16日発売のリズム&ドラム・マガジン2025年1月号では、「Roland V-Drumsの”到達点”」と題して、Quiet Designと、最新モジュール=V71を搭載したフラッグシップ・モデル、V-Drums 7シリーズにフォーカス! それぞれのモデルの詳細解説はもちろん、V-Drums 7シリーズは開発担当スタッフのコメントも掲載。そしてAcoustic DesignのVAD716を、日本が世界に誇るトップ・ドラマー、山木秀夫によるファースト・インプレッション・レビューを掲載。Quiet Designもその静粛性の秘密に迫る他、Katsumaによるファースト・インプレッション・レビューの全編を掲載。自宅でV-Drumsを使用しているKatsumaが体感した、Quiet Designの圧倒的な進化とは? その全貌をぜひ誌面にて確認してほしい!