好評発売中のリズム＆ドラム・マガジン本誌2022年4月号では、創刊40周年記念特集Vol.2「日本の偉大なドラマー40」の投票結果を掲載。アンケートには85名のプロ・ドラマー＆本誌ライターに参加していただきました。本特集は誌面＆Web連動企画ということで、「ドラマガWeb」では、誌面に掲載しきれなかった投票コメントを紹介していきます。ぜひ、誌面と併せてお楽しみください！

渡辺 豊’s vote

【Q】あなたが思う“日本の偉大なドラマー”は誰ですか？

＊投票したいドラマーをコメントつきで選出（最大3名／順不同）

西城秀樹

渡辺：西城秀樹さんはみんなが知る大スター、ヴォーカリストの前にもともとドラマーだったんです。特にスタンダード・ジャズなどの曲を若い頃から叩いていたようです。

自分にとって人生初の大仕事が秀樹さんの現場で数年間と、亡くなるまで10数年、トータル20年以上叩かせていただきました。レパートリーが広く、バンドに入った始めの頃はそれまでやったことのないジャンルの曲がいっぱいあり、そのたびに叩いて教えてもらったりもしました。その後も“曲間のタイミングやリズムのニュアンス、歌と曲の熱量を常に感じろ”とドラマーとして大切なことを教えてもらいました。今も、歌う姿はもちろん、ドラムを叩く姿も思い出します。

稲垣潤一

渡辺：ドラムを始めた頃、地元（仙台）の公園の野外ステージでドラムを叩きながら歌う姿をよく観ていました。当時は稲垣さんもデビュー前で、洋楽を演奏していたと思います。東京に来てから知り合ったのですが、今も歌いながら叩く姿は素敵です。あのソフトな歌声のイメージから想像できないほどパワフルなドラミングです。

リズム＆ドラム・マガジン2022年4月号

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