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    【ついに完成!】TOSHI NAGAIが惚れ込んだIEMメーカー=qdc! 新たなカスタム・モデル製作に密着!!【後編】

    • Photo:Akito Takegawa

    エントリー・モデルのレビューをきっかけに、中国・深圳(シンセン)のIEMメーカー=qdcで新たなカスタム・モデルを製作することになったTOSHI NAGAI。このたび、ついにそのカスタムIEMが完成! 後編では、耳型の採取から完成したIEMの紹介、そしてTOSHIによるレビューを掲載。彼が絶賛したqdcの特徴と魅力を存分にお伝えしていく。

    ↓まずは完成したカスタムIEMの感触を確かめるTOSHI NAGAIを動画でチェック!↓

    @drumsmagazinejp

    【TOSHI NAGAI 新カスタムIEM完成‼︎】 現代のミュージシャンに欠かせない存在となったインイヤーモニター(IEM)。今回、TOSHI NAGAIさんがqdcで新たなカスタムIEMをオーダーするということで、その製作過程に密着! ドラマガWebでは、pdcを選んだ決め手やベースとなるモデル選び(レビュー)や耳型採取を取材し、この度ついに完成品がTOSHIさんのもとへ到着! IEMを探している人、カスタムIEMに興味がある人など、モニター環境に変化を求めるすべての人に見ていただきたい内容となっております! #PR #pdc #GLAY #drums #drummer

    ♬ 誘惑 – GLAY

    ↓ベースとなるモデルを試聴&決定した【前編】はこちらからチェック↓

    ①Ear Mold〜耳型採取〜

    いよいよカスタムIEM製作に欠かせない耳型を採取していく。ここでは耳型採取でどのようなことが行われるのか、大まかな流れと内容を解説していく。カスタムIEMがどのように作られていくのか、そもそも耳型採取について知りたい人、カスタム・オーダーを検討している人の参考になれば!


    今回訪れたのはイヤホン&ヘッドホン専門店、e☆イヤホン秋葉原本館6階にある、認定補聴器専門店リスニングラボ。耳型採取はオーディオを取り扱うショップや補聴器店などで行えるが、詳しくはカスタムIEMを購入する店舗に確認してみよう。

    まずは渡される用紙に必要事項、問診を記入し、専門スタッフによる説明を受ける。このとき、密閉度はどのくらいが良いかなど、具体的な使用感についても決めていく。

    耳型採取中に口で挟むブロック。噛む位置によって完成品の密閉度が異なってくる。耳の中の形は口を開けるだけで微妙に変わり、それによって隙間から生音が入り込んでくるため、耳型は口を閉じている場面ではなく開けた状態を想定して採取する。どの程度まで口を開けた状態でも隙間が生じないようにするかは、実際に耳に装着した際の使用感(圧迫感)にも関わってくる。今回TOSHIは、今まで使用していたIEMよりも若干口を開けても密閉されるように調整。

    耳奥を保護する綿と、硬化した耳型を取り出す補助的な役割をする紐を最初に入れていく。

    シリンジで型取り材を耳に注入。前述のブロックを噛んだまま、硬化まで5分ほど待機。同様の作業をもう片方の耳でも行っていく。

    耳型の採取が完了! あとはこちらをメーカー(qdc)に送付し、完成品を待つだけ! ここまでの所要時間はおよそ20〜30分ほど。問診と採取だけなので、実際に体験してみると意外と手早く終わった印象だ。

    Next→完成したIEMを徹底解説!