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    Rhythm Section Special Talk Session #5 オカモトレイジ×ハマ・オカモト[OKAMOTO’S]【2023年10月号掲載】

    • Interview & Text:Shinichi Takeuchi Photo:Masato Yokoyama

    2023年10月号では、国内音楽シーンを牽引するドラマー/ベーシストによる“リズム体”対談を掲載。ドラマガWebではその貴重な対談の一部をお届け!! 5組目は、OKAMOTO’Sのリズム体、オカモトレイジ&ハマ・オカモト。中学〜高校を通じた同級生である2人が初めて一緒に演奏したエピソードや、影響を受けたリズム体について語った部分を抜粋して掲載!!

    共有している音楽が似ているから
    “できて当たり前”
    みたいなところがある
    (ハマ・オカモト)

    ●初めて一緒に演奏したときのことは覚えていますか?

    ハマ・オカモト
     覚えてないです(即答)。

    レイジ 初めて一緒にライヴ・ハウスに出たのは横浜のTHUMBS UPだったと思うけど。

    ハマ 中学のときから部活が一緒だったんで、当時何かしらで一緒にやったとは思いますけどね。そもそも友達なので、プレイヤーとしてどうこうというところがスタートじゃないんですよ。一緒にやることになったのもすごく自然な流れで。

    レイジ 学生時代に夢中になったテレビ・ゲームみたいな感じですよ。僕らの間で流行っていたのはたまたま楽器だった。


    ●では、本格的に一緒に演奏するようになるのは、ハマさんがOKAMOTO’Sに加入してからですか?

    ハマ その前にズットズレテルズというバンドを一緒にやったんです。THUMBS UPで、亡くなったBO GUMBOSのどんとさんの誕生日会みたいなイベントを毎年やっていて、そこに出演するためのスペシャル・バンドっていうのが事の発端で、即席で組んだバンドではあったんですけど、それが、初めて一緒に人前でちゃんと演奏したときだと思いますね。

    レイジ 村八分とかやったんじゃなかったかな。

    ハマ 「Mona」をやった気がする。不思議なんですけど、音楽を始めたときからずっと一緒にやってきたというわけではないんですけど、共有している音楽はすごく似ているんですよ。だから“こういうのが叩けるんだ!?”みたいな驚きはあまりなくて、“こういう音楽が好きなんだからできて当たり前”みたいなところがあるんですよね。

    正直“レイジ、すごい!”って思った記憶はない(笑)。ほんと、自然にリハをやって、自然にライヴをやって、というような感覚だったと思います。


    (中略)●リズム体という意味で、大きな影響を受けたのはレッド・ホット・チリ・ペッパーズですか?

    ハマ 大きいですね。

    レイジ グリーン・デイとかも好きだったけど、リズム体っていうイメージじゃないもんね。

    ハマ チャド・スミスとフリーが出演している有名な教則ビデオがあるじゃないですか。

    レイジ “ターザンがどうのこうの~”みたいな話しかしてなくて(笑)。“マジでこれ、何が面白いのかわからないね”って話をしたのを覚えてる。

    ハマ そういうビデオがあったから、チャド・スミスとフリーを余計にリズム体として意識したんでしょうね。

    レイジ “ベースが弾いているところでバスドラを踏むんだ”みたいなことを言ってて、それで、ベースとバスドラが同時に鳴っているのが当たり前みたいな刷り込みがある。

    ハマ そうそう。


    本誌では、同級生の2人ならではのエピソードをはじめ、バンドにおけるノリやコミュニケーション、長年リズム体を共にしてきた2人の意識の変化などにも迫る! 続きはドラマガ2023年10月号にて!

    続きは発売中のドラマガ2023年10月号をチェック!