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母校で繰り広げられた世界クラスのドラム・パフォーマンス! GODRi&Keitaによるコラボ・セミナー【Report】
- Report:Shinichi Takeuchi
GODRi × Keita
World Groove Drum Seminar
2024.09.08
上手にはKeitaの、下手にはGODRiのドラム・セットが設置されたステージに2人が登場し、それぞれに着席すると、息を合わせてビートを叩き出し、2人のツイン・ドラムで「ワールドグルーヴ・ドラムセミナー」の幕が切って落とされた。今回のセミナーは、2人ともPearlのユーザーであり、会場となったESPエンタテイメント東京の卒業生という縁で開催されることになったそうで、2人ともセミナーは初めてとのこと。2人はまずは自身のセットの説明からセミナーを本格スタートさせた。
GODRiはMasters Premium Legendのキットを「シェルは薄いけど太い音がする」と説明。さらにシンバル類はセイビアンで、特に14″ HHX Groove Hatsがお気に入りということなどが語られた。一方、KeitaはReference Pureを使用。「めずらしいフィニッシュで、そこがお気に入り」と説明。シンバルは同じくセイビアンで、特に19″ AA Holy Chinaが「トラッシーで気に入っている」と語れば、GODRiも「これは間違いなく名器!」と賛同していた。
GODRiが愛用するMasters Premium Legend。1タム/1フロアのシンプルなセッティングながら、スタンドを介してオフセット気味に置かれたタムや広めにスタンスを取ったシンバルの配置により、ワイドな印象を受ける。シンバルはセイビアンで、刻みの要となるハイハットはHHX Groove Hats、ライドはHH Medium Rideを使用。右手にはParagon CrashやHoly Chinaなど、シリーズを横断してセレクトしている。
Keitaの愛機はReference Pure。GODRiと同じくスタンドを介した1タム/1フロアのセッティングながら、こちらはコンパクトにまとめられている印象。こちらもシンバルはセイビアンで統一されており、ハイハットはHHX Complex Hats、ライドはHH Power Bell Ride。クラッシュはAAXシリーズを使用しており、右端には両者が「名器!」と口を揃えるHoly Chinaをセット。
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