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    【MUSCLE WASA-BEAT!! feat.山葵[和楽器バンド]】#10−すとぷり「星の如く 」

    叩いて!語る!
    和楽器バンド山葵の“叩いてみた”ブログ!!

    あの“山葵ブログ”がパワーアップして帰ってきた! その名も『MUSCLE WASA-BEAT!!』(マッスル・ワサビート)。山葵のYouTubeチャンネル「山葵ちゃんねる」とコラボし、原点でもある“叩いてみた”動画を新たに撮り下ろし、プレイについて解説! 第10回も前回に引き続き、山葵自身が作詞作曲した楽曲を解説! 今回はすとぷりへの提供楽曲「星の如く」。近年のJ-POPにも浸透してきつつあるトラップ・ビートの演奏ポイントにも触れています! YES…

    #10 すとぷり「星の如く」

    はいどーも、今年からスノボにハマってしまいそう、山葵です。

    今回も前回に引き続き、僕が作詞作曲をさせていただいたすとぷりの「星の如く」という楽曲を自身で演奏解説したいと思います。

    この曲もリズムが打ち込み主体のナンバーですが、もともとはロック・サウンドをイメージして書き下ろしました。
    動画では、バンド・サウンド主体での演奏をイメージして叩いております。

    楽曲のメッセージとしては力強く前向きなもので、それに合わせフィナーレに向けどんどんエネルギーを増すように演奏しています。

    ラストのアウトロの部分は、立ち上がらんとばかりに激しく身体を動かしていますが、それも骨盤を大きく動かすことによってエネルギーを手足の末端に伝達するイメージです。

    この際、身体の前面の筋肉(腹筋や大胸筋、上腕二頭筋など)の屈筋に力みがあるとブレーキの作用が働いてしまうので、なるべくリラックスし、背面の筋肉(広背筋や肩甲骨周り、上腕三頭筋)に意識を向けると良いでしょう。

    2Aのラップ部分のパートですが、ヒップホップのトラップ・ビートと呼ばれるリズム・パターンを生演奏で表現しております。

    譜面にするとこういった感じです。

    一見複雑そうに見えますが、元となるベーシックのリズムはこのようになっています。

    シンプルな片手16ビートのパターンがベーシックになっていまして、キックとスネアはそのままに、ハイハットのフレーズを崩したものが実演のパターンです。

    16分のフィールに3連符や6連符、32分音符などを詰めたり、時には音を抜いたりすることでトラップ・ビートらしさが出てくるでしょう。

    ハイハットもアクセント以外はエッジではなくチップでボウを叩き、小気味の良い音を出すと打ち込みっぽい雰囲気になります。

    こういったリズムパターンをプレイに吸収したい際は、YouTubeで「trap beat」と検索するとたくさんイカしたビートが出てくるので、それをまず参考にいっぱい聴いて、美味しいと思ったフレーズを真似るところから始めてみましょう。

    今回の楽曲は前回の「新春らびゅっと!」と比べて、カチューシャをつけていなかった分のびのびと叩けました(笑)。

    ぜひ見比べてみて、躍動感の違いを感じてみてください(宣伝)。

    ではまた!

    山葵が語る新作『ボカロ三昧2』はこちら!

    『ボカロ三昧2』
    詳細はアルバム特設ページ

    Profile
    わさび●岡山県育ち。中国人の父と日中ハーフの母を持つ。15歳でドラムを始め、YOSHIKIやチャド・スミス、トーマス・プリジェンなどに影響を受ける。動画投稿サイト“ニコニコ動画”にアップした演奏が話題となり、和楽器バンドに加入。コンポーザーとしてもスキルを磨き、アルバム『TOKYO SINGING』ではリード曲「Singin’ for…」を作詞作曲。中学の頃から筋力トレーニングも続けており、2020年に初出場をした年末特番「SASUKE2020~NINJA WARRIOR~」では話題を呼び、2021年も出場を果たした。
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    和楽器バンド(L→R)
    山葵(d)、亜沙(b)、蜷川べに(津軽三味線)、神永大輔(尺八)、鈴華ゆう子(vo)、町屋(g、vo)、いぶくろ聖志(箏)、黒流(和太鼓)

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