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菅沼孝三が教える!王道、定番、最新フレーズ!!!ツーバス&ツイン・ペダル技 怒涛の100連発!!!【2010年11月号掲載】
ツーバス/ツイン・ペダル技
後半59フレーズ&ドラム・ソロを紹介!
毎週日曜日に教則コンテンツをお届けする「#教則の日曜日」(Twitterのハッシュタグで検索!)。ここでは2010年10月号と11月号の2号連続でお届けした菅沼孝三氏による特別企画『ツーバス&ツイン・ペダル技 怒涛の100連発!!!』を一部再編集してお届け!
後編となる11月号は実際の名演フレーズも織り交ぜた59フレーズ! 最後には孝三氏のドラム・ソロ解説も伝授!!
Ⅱ ツーバス/ツイン・ペダルにおける2連打のスケール練習的な応用
ここがポイント!
ここまでの“足の2連打”というテクニックができれば、さまざまな応用が可能になる。
ここでは1拍ごとに解決するのではなく、 トリッキーに拍をまたがって進むトリック・プレイのアプローチを紹介しよう。
この2つのアプローチは“速打ち、速踏みドラマーの定番”として、長きに渡って演奏されているフレーズだ。“この連打、聴いたことがある!”と思える2大フレーズだ。
16分音符での4分割フレーズ
上モノの2打、バス・ドラムの2打の4連打を6連符にハメたフレーズ(技46)だ。
フィルインとして使った場合、4拍子の流れの中に、いきなり3連符の流れを入れることができ、とてもトリッキーかつ、スリルのあるフレージングだ!

32分音符の6分割フレーズ
技46に出てきた6連符を、32分音符上に当てはめたフレージングだ。
僕のセッティングのように8タム(うち2つは小口径スネア)でタムを回した例で、6拍まですべて別のタムで回せるプレイ。
点数の少ないセットの方がプレイは楽だが、音域の広いアプローチや巨大セットに興味を持つドラマーも増えてほしいと願う今日この頃だ。

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