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    【StickTok】#12 ドラッグ・パラディドルNo.1

    • Text:Rhythm & Drums Magazine、Yusuke Nagano Illustration:Chihiro Yaegashi

    #12 ドラッグ・パラディドルNo.1

    ドラマガとTikTokのコラボ企画=StickTok(スティックトック)。TikTokを通じて“学び”のコンテンツを配信する #tiktok教室#ためになるtiktok の一環で、ドラム未経験者&初心者、「基礎練習ってどうすればいいかわからない」とお悩みのドラマーへ、30秒で自宅でも楽しく練習ができる動画を投稿していきます! 第12回は、ドラッグ・パラディドルNo.1です。ドラッグとダブル・パラディドルを組み合わせたような手順になっています。アクセントの位置と手順に注意して練習していきましょう!

    ダブル・パラディドルの流れから
    2打目をドラッグに発展させよう

    パラディドルの手前に1打の8分音符とドラッグ(2打の装飾音符でラフとも呼ばれます)を加えた音型をドラッグ・パラディドルNo.1と呼びます。基本的には6/8拍子や3連符、6連符に当てはめて演奏されます。

    アクセントは1打目の8分音符についています。ダブル・パラディドルの2打目をダブらせてドラッグに発展させた形とも捉えられるので、タイミングがわかりづらい場合は、Ex-23のようにダブル・パラディドルを1小節目で叩いて、その流れを保ちながら2小節目でドラッグに発展させてみましょう。

    この音型に慣れたら、ドラッグからスタートして最後の1打にアクセントを加えるバリエーションである、Ex-24にもチャレンジしてみてください。これは譜面に表すとaのようになりますが、Ex-23と同じように書いてみるとbのようになります。実際に演奏するときはこちらのイメージを持つと良いでしょう。

    ◎Ex-23. ダブル・パラディドルから発展させる練習

    Ex-23 練習例

    Point!─細かい音符はまずタイミングを掴むことが大切です。アクセントと同時にドラッグに変換する部分も意識しながら叩いてみましょう。

    ◎Ex-24. ラフをオモテ拍にした場合の練習

    Ex-24 練習例

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