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    【StickTok】#6 ダブル・パラディドル

    • Text:Rhythm & Drums Magazine、Yusuke Nagano Illustration:Chihiro Yaegashi

    #6 ダブル・パラディドル

    ドラマガとTikTokのコラボ企画=StickTok(スティックトック)。TikTokを通じて“学び”のコンテンツを配信する #tiktok教室#ためになるtiktok の一環で、ドラム未経験者&初心者、「基礎練習ってどうすればいいかわからない」とお悩みのドラマーへ、30秒で自宅でも楽しく練習ができる動画を投稿していきます! 第6回は、シングル・パラディドルの発展形、ダブル・パラディドルです。ドラム・セットへの応用で華やかなフレーズも作ることも可能な奏法。ぜひ習得していきましょう!

    6打でひとまとまりのパラディドル
    歌いながらリズミカルに練習しよう

    パラディドルの前にひとつ打ちを2打加えて、6打でひとまとまりに発展させたのがダブル・パラディドル(Double Paradiddle)です。

    ドラム・セットに応用した場合もフレーズ作りの幅が広いルーディメンツで、3連符や6連符の他に、16分音符や32分音符に当てはめて利用されることも多いです。6打を「ダ・ブゥ・パ・ラ・ディ・ドゥ」というように言葉を当てはめて歌いながら叩くのもフレーズを習得するのに効果的な手法です。

    Ex-11は6連符で演奏した例です。基本型は1小節目のように最初の1音にアクセントをつけますが、2小節目の2打のアクセントに発展させた音型もよく使われます。

    アクセントをつけるときには、譜例に示したようにスティックを引き上げるタイミングを意識することがポイントになります。

    Ex-12は16分音符に応用した譜割りとなりますので、基本型に慣れたらチャレンジしてみてください。

    ◎Ex-11. ダブル・パラディドルの基本形─6連符型

    Ex-11 練習例

    Point!─シングル・パラディドルの発展形ということで、まずは手順を正確に叩けるように覚えましょう。ゆっくりから始めて、徐々に速くしていこう!

    ◎Ex-12. 16分音符での発展型

    Ex-12 練習例

    Point!4分音符の刻みに6連符系のリズムが共存する、ある種のポリリズムのような、リズム・サブディヴィジョンのような練習です。クリックとアクセントの関係に注意して練習してみましょう。

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