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    【StickTok】#2 ダブル・ストローク・ロール

    • Text:Rhythm & Drums Magazine、Yusuke Nagano Illustration:Chihiro Yaegashi

    #2 ダブル・ストローク・ロール

    ドラマガとTikTokのコラボ企画=StickTok(スティックトック)。TikTokを通じて“学び”のコンテンツを配信する #tiktok教室#ためになるtiktok の一環で、ドラム未経験者&初心者、「基礎練習ってどうすればいいかわからない」とお悩みのドラマーへ、30秒で自宅でも楽しく練習ができる動画を投稿していきます! 第二回は少し難易度が上がって、ダブル・ストローク・ロール! リバウンドを拾う感覚がカギになってきます。

    “1回振り下ろす動作の中で2回叩く”
    リバウンドをうまく活用しよう

    ダブル・ストローク・ロール(Double Stroke Roll)は、右右・左左のように2打ずつ叩く方法で、“ふたつ打ち”とも呼ばれます。ここで意識したいのは、それぞれの手(腕)を

    “1回振り下ろす動作の中で2回叩く”

    ということで、ひとつ打ちを2連続する動きとは少し違うので注意しましょう。

    ポイントは1打目を叩いたスティックをうまくリバウンドさせて、2打目を叩ける状態にすること。そして、

    腕を振り下ろす(1打目)

    リバウンド

    手首を振り下ろす(2打目)

    もしくは

    手首を振り下ろす(1打目)

    リバウンド

    指でリバウンドを押し返す(2打目)

    というふうに、2ヵ所の部位を順番に動かしてスティックを操作する感覚を掴むことにあります。

    この動きに慣れない場合は、まずEx-3のように片手ずつ分けてダブル・ストロークを意識する練習がお勧めです。

    Ex-4はひと振りで2打叩く感覚を掴む練習。1小節目の8分音符をひとつ打ちで叩く腕の振りを保ちながら、2小節目のふたつ打ちを叩き分けることに挑戦してみましょう。

    ◎Ex-3. 片手ずつ分けて叩く練習(R=右、L=左)

    Ex-3 練習例

    Point!─譜面1段目と2段目の動きを合わせるとダブルストロークになります。まずは片手ずつ、2連続で叩く感覚を身につけていきましょう!

    ◎Ex-4. ひと振りで2打叩く感覚を掴む練習

    Ex-4 練習例

    Point!─8分音符を叩く腕の振りを保ちながら、ふたつ打ちの16分音符がヨレないように気をつけながら叩いてみよう!

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