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ドキュメンタリー映画『ザ・ビートルズ:Get Back』の予告編公開!

  • Text:Shinichi Takeuchi/Rhythm & Drums Magazine
  • Photo by Ethan A. Russell © Apple Corps Ltd.

11月にディズニー公式動画配信サービス Disney+にて独占公開される3部作のドキュメンタリー映画『ザ・ビートルズ:Get Back』。その予告編映像が公開された(10月19日に日本語訳版も公開)。

本作は『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソンが監督を務めた作品で、ザ・ビートルズが1969年1月に行った“ゲット・バック・セッション”の模様を捉えた57時間におよぶ映像と、新たに発掘された150時間以上の未公開音声をピーターが再編集。ザ・ビートルズが約2年ぶり、観客を前にしては3年ぶりとなるコンサート(後に“ルーフトップ・コンサート”と呼ばれる)の開催に向けた日々と、14曲の新曲の制作過程を追っている。

今回公開された予告編では、「Get Back」の歌詞について4人が話し合う場面や、レコーディング、リハーサルの風景を垣間見ることができる。もちろん、リンゴ・スターがドラム(ナチュラル・ラッカー・フィニッシュのラディック)を演奏するシーンも断片的に収められており、本編への期待が膨らむ内容となっている。

映画『ザ・ビートルズ:Get Back』は各約2時間の三部構成で、11月25日~27日に3話連続で配信される予定。結果的にザ・ビートルズの最後のライヴとなった42分間の“ルーフトップ・コンサート”が初めてノーカットの完全版として収録されていることも話題を呼んでいる。ディズニープラスのHPはこちら

また、去る10月15日には最後のオリジナル・アルバム『レット・イット・ビー』のスペシャル・エディション盤もリリース。プロデューサーのジャイルズ・マーティンとエンジニアのサム・オケルの手によって新たにステレオ、5.1サラウンドDTS、Dolby Atmosでミックス。スーパー・デラックス・エディション(5CD + 1ブルーレイ)には、未発表だったスタジオ音源27曲、4曲入りEP「レット・イット・ビー」、1969年5月にエンジニアのグリン・ジョンズがまとめた14曲の未発表「ゲット・バック」ステレオLPミックスも収録されるなど、まさに決定版とも言える内容となっている。

◎作品情報
『レット・イット・ビー』スペシャル・エディション
ザ・ビートルズ

発売元:ユニバーサル 詳細はこちら●特設ページ