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ポール・マッカートニーも参加したリンゴ・スターの最新EP完成! 先行シングルのMVも公開!!
- © Scott Robert Ritchie
- Text:Shinichi Takeuchi/Rhythm & Drums Magazine
リンゴ・スターが新たなEP「Zoom In」を2021年3月19日にリリースすることが決定した。本作は、エンジニアのブルース・シュガーとリンゴが「ウェイティング・フォー・ザ・タイド・トゥ・ターン」を共作したのをはじめ、長年、オールスター・バンドで共演しているスティーヴ・ルカサーとジョセフ・ウィリアムズが「ノット・イナフ・ラヴ・イン・ザ・ワールド」を提供するなど、多くのミュージシャンとのコラボレートによって完成させた5曲を収録している。
レコーディングは20年4月から10月にかけて彼のホーム・スタジオで行われたが、ここにも多くのミュージシャンが参加。前出のルカサーがギターをプレイしているのはもちろん、ネイサン・イースト(b)、ブルース・シュガー(syn、g)、ベンモント・テンチ(p)、チャーリー・ビシャラット(vln)、ジェイコブ・ブラウン(cello)、ジム・コックス(strings)といった面々が、数名ずつスタジオを訪れては、感染症の予防対策を講じながら、録音を進めていったという。
中でも注目は先行シングルとなった「ヒアズ・トゥ・ザ・ナイト」。作曲を手がけたダイアン・ウォーレンからこの曲を聴かされたときに、リンゴが「一緒に歌いたくなる曲だ」と感じたことから、多くのゲスト・シンガーを招き、リンゴと共に歌いつづっている。その顔ぶれはビートルズ時代の盟友=ポール・マッカートニーを筆頭に、ジョー・ウォルシュ、コリーヌ・ベイリー・レイ、ベン・ハーパー、デイヴ・グロール、シェリル・クロウ、クリス・ステイプルトン、スティーヴ・ルカサー、ジェニー・ルイス、レニー・クラヴィッツ、コリーヌ・ベイリー・レイ、エリック・バートン、ヨーラ、フィニアスといった豪華な面々。彼らの歌声が、この曲を一層ドラマチックなものへと昇華させている。そのMVも公開され、話題を集めている。
もちろん、リンゴは全曲でドラムをプレイ。「ヒアズ・トゥ・ザ・ナイト」で歌に寄り添いながら情感たっぷりな力強いビートを叩き出しているのをはじめ、味わい深くも心地良いドラミングを披露しているので、こちらも聴き逃せない。
また各楽曲のクレジットも発表されたのだが、注目は「ティーチ・ミー・トゥ・タンゴ」で、リンゴはヴォーカル、パーカッション、ドラム・フィルとなっており、ドラムにはレコーディングやレッスンなどで活躍するという、Blair Scinta(ブレア・シンタ)がクレジットされている。どのようなアレンジ、サウンドになっているのか、楽しみだ。
リンゴの最新EPの情報はこちら!
◎作品情報
『Zoom In』
リンゴ・スター
<収録曲>
01. ヒアズ・トゥ・ザ・ナイツ
02. ズーム・イン・ズーム・アウト
03. ティーチ・ミー・トゥ・タンゴ
04. ウェイティング・フォー・ザ・タイド・トゥ・ターン
05. ノット・イナフ・ラヴ・イン・ザ・ワールド
発売元:ユニバーサル 品番:UICY-15973 詳細はこちら●ユニバーサル