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パンテラがついに復活! チャーリー・ベナンテは4バスの超多点キットを使用!!
- Photo:Mediosy Media/Getty Images
ドラムにチャーリー・ベナンテ、ギターにザック・ワイルドを迎え、再結成を発表したパンテラが12月2日にメキシコで開催された“Hell and Heaven Open Air”に出演を果たした。
ステージでは「A New Level」を皮切りに、ヴィニー・ポールの名演で知られる「Becoming」、「Walk」、「Cowboys From Hell」など15曲が披露されたという。
チャーリーはヴィニーとダイムバッグ・ダレルのポートレートがフロント・ヘッド描かれた4バスの超多点キットを駆使し、ヴィニーを彷彿とさせる重厚なドラミングを繰り広げてくれた。
そんなチャーリーはライヴ終了後にインスタグラムにライヴの動画を投稿し、次のように感想を述べている。
緊張していなかったと言ったら嘘になるね。ワクワクしていたし、怖さもあったし、愛だったり、いろいろな感情があったけど、俺の頭の中に描いたもの全部を今回のプレイに込めたんだ。今朝起きたらこのことは夢で、全部なかったことなんじゃないかと思ったよ(10度という寒さを除いてね)。
でもフィリップ・アンセルモ、レックス・ブラウン、ザック・ワイルドのSNSを見て、彼らとのつながりを感じたよ!!!! 俺たちは新しいパンテラとなって、スタートしたんだ。セットリストを見ながら、次にやる曲のことを考えてどんどん昂っていった。ダイムバッグ・ダレルのリストバンドと、ヴィニー・ポールのグローヴを持ってきてくれたスターリング・ウィンフィールドには感謝している。
俺はリストバンドをつけて、グローヴを会場に持ち込んだ。ライヴ中、しばらくそこからいなくなったような、まるで別の場所にでも行ったかのような感覚を覚えたんだ。メタルの瞑想にふけっていたんだと思う……笑わないでくれよ、真面目に言ってるんだ。パンテラ・ファミリー……再結成ライヴを実現してくれたクルー、いつだって俺たちのことを前向きに捉えてくれたファンのみんなに感謝するよ。毎日毎日、俺がパンテラの練習をしてるのを聴いてくれたカラー・ハーベイ、ミーア・チャーリーもありがとう。
またみんなに会って、パンテラの曲をプレイして、彼らがどんなに素晴らしいバンドかっていう気持ちを追体験する……そんな充実の時を過ごせるのを楽しみにしているよ!
再スタートを切ったパンテラは年内はフェスで南米を巡り、2023年からはメタリカのワールド・ツアーに一部帯同する予定で、オフィシャルHPには現在、2024年8月までのスケジュールが発表されている。果たして待望の来日は実現するのか、楽しみに待ちたい!