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3年ぶりの来日公演でキング・クリムゾンのトリプル・ドラムを体感せよ!

  • Text:Shinichi Takeuchi
  • Special Thanks:WOWOW Entertainment

プログレッシヴ・ロックのレジェンド、キング・クリムゾンの3年ぶりとなる来日ツアーが決定。11月27日よりスタートし、東名阪を巡る6公演が予定されている。

1969年にレコード・デビューを飾ったキング・クリムゾンは、デビュー50周年を迎えた2019年に記念のツアーをスタート。しかしながら、世界的なコロナ禍により2020年に入るとツアーを中断していた。活動休止中には、病気療養中だったビル・リーフリン(d、key)が逝去するという悲劇にも見舞われたが、先頃、全米ツアーの再会がアナウンスされ、併せて日本ツアーも正式決定の運びとなった。

今回のツアーは、パット・マステロット、ギャヴィン・ハリソン、ジェレミー・ステーシーによるトリプル・ドラム編成で行われる模様。結成時より、リズムに重きを置いているバンドだが、トリプル・ドラム編成になったのは2014年からで、ロバート・フリップの発案だったそう。3人のドラマー達がどのような形でリズムを構築していくのか大いに注目したい。そんな気になる3人のプロフィールは下記の通り。

トリプル・ドラム編成を担う凄腕たち

パット・マステロット

1955年9月10日生まれ。アメリカ出身。セッション・ドラマーとして活動を開始し、’83年にはMr.ミスターを結成。2ndアルバム『ウェルカム・トゥ・ザ・リアル・ワールド』は全米1位を獲得。同時にスタジオ・ドラマーとしても、ケニー・ロギンス、ホール&オーツなど、数多くのミュージシャンのセッションに参加している。キング・クリムゾン関連では、’93年のデヴィッド・シルヴィアン&ロバート・フリップへの参加をきっかけに、94年からは本体にも合流。以降、時期ごとにさまざまな編成となるバンドの中で、核となりリズムを紡いでいる。なお、アラン・ホールズワース、テリー・ボジオ、トニー・レヴィンとのプロジェクトでは、ボジオとのツイン・ドラムが実現している。

ギャヴィン・ハリソン

1963年5月28日生まれ。イギリス出身。1979年からセッション・ドラマーとしての活動をスタート。これまでインコグニート、リサ・スタンスフィールド、ポール・ヤング、イギー・ポップ、レベル42、ネーザン・イーストなど、数多くのライヴ、レコーディングでプレイしている。2002年にはプログレッシヴ・ロック・バンド、ポーキュパイン・ツリーに加入。これまでに4枚のアルバムを残している(現在、バンドは活動休止状態)。08年からはキング・クリムゾンに参加。パット・マステロットとのダブル・ドラムで注目を集め、現在のトリプル・ドラム編成でもその一翼を担っている。

ジェレミー・ステイシー

1963年9月27日生まれ。イギリス出身。デンゼルへの参加を皮切りに、双子の兄弟ポールとのバンド、ザ・レモン・トゥリーズなど、90年代初頭から音楽活動を開始。セッション・ドラマーとしては、シェリル・クロウ、ウォーターボーイズ、ユーリズミックス、パトリシア・カース、アズテック・カメラ、シーアなど、多岐にわたるミュージシャンと共演。2010年からは、元オアシスのノエル・ギャラガー率いるハイ・フライング・バーズに参加。3枚のアルバムでプレイしている。キング・クリムゾンには、病気療養により離脱したビル・リーフリンの代役として16年に加入。翌年には正式メンバーとして名を連ねている。バンドでは、キーボードも演奏する。

■MUSIC IS OUR FRIEND JAPAN 2021
11月27日(土)東京国際フォーラムホールA
11月28日(日)東京国際フォーラムホールA
11月30日(火)名古屋市公会堂大ホール
12月2日(木)大阪フェスティバルホール
12月3日(金)大阪フェスティバルホール
12月5日(日) 東京立川ステージガーデン

■来日メンバー
Robert Fripp:Guitar
Jakko Jakszyk:Guitar, Vocals
Mel Collins:Saxes, Flute
Tony Levin:Basses, Stick, Backing Vocals
Pat Mastelotto:Acoustic And Electronic Percussion
Gavin Harrison:Acoustic And Electronic Percussion
Jeremy Stacey:Acoustic And Electronic Percussion, Keyboard

HP