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レッチリの屋台骨=チャド・スミスの最新ドラム・セット!
- Photo:Jim Bennett/Getty Images
ジョン・フルシアンテが復帰し、黄金期のメンバーで約16年ぶりに発表した『Unlimited Love』が全米チャート1位を獲得するなど、ロック・シーンを牽引し続けるバンド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ。その屋台骨を支えるドラマー、チャド・スミスの最新機材情報をお届けしよう!
2016年にDWへとスイッチしたチャドは、アクリル、ステンレス・スティールなど、さまざまなシェルのキットを愛用してきた。今年2月、パール・ジャムのフロントマン=エディ・ヴェダーのライヴに参加した彼は、アンティーク調のルックスが特徴の新しいドラム・セットでプレイ。表紙を飾る『モダン・ドラマー2022 4月号』に掲載されている情報によれば、メイプルとマホガニーをブレンドしたもので、オールド・ラディックの音色をイメージしているという。
核となるのは1バス、1タム、2フロア・タムの王道ロック・セッティングで、サイズ構成は24″×16″BD、12″×8″TT、14″×14″FT、16″×16″FT。2019年に使用していたステンレス・スティール・キットに比べて、タムが1インチ浅く、フロア・タムはそれぞれ一回り深くなっている点が特徴だ。左手側には10″のロートタムに、6″のラタ・タムを4発並べ、左手側には21″のゴング・バスを配置。さらにフロア・タムの上部にもう1つタムがセットされている(サイズ不明)。
スネア・ドラムはメインはDWコレクターズ・シリーズのキャスト・スティールの14″×6″で、打面側はダイキャスト・フープに交換。サイド・スネアは12″×6.5″という仕様とのこと。
写真ではわかりにくいが、その他にジャム・ブロックやカウベル、リボン・クラッシャーなどもセットされているという。
なお『Unlimited Love』のレコーディングではヴィンテージ・グレッチをメインで使ったとのこと。シンバルはセイビアンに加えて、ジルジャンのアヴェディスなども使用したようだ。