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スティーヴ・ガッドとクリス・パーカーが8月にブルーノート東京に来日!
- Text:Shinichi Takeuchi
8月のブルーノート東京には、2人のレジェンド・ドラマーが続々出演するので、まとめて紹介しておきたい。
まず1人目のレジェンドは、8月16日(火)、17日(水)に出演するスティーヴ・ガッド。スティーヴは6月に、昨年亡くなったチック・コリアのトリビュート・アルバム『Spirit Of Chick Corea』をプロデュースしたが、今回の公演も“SPIRIT OF CHICK COREA BAND”名義によるライヴとなる。
同作の発起人でマリンバ奏者ミカ・ストルツマン、チックが敬愛したクラリネット奏者のリチャード・ストルツマン、そして日本からは塩谷 哲と井上陽介が加わり、チック・コリアの名曲を紡ぐ。チックとも数多くの名演を残したスティーヴが、ドラミングでその音楽に再び魂を宿らせる瞬間を目の当たりにできそうだ。
もう1人のレジェンドはクリス・パーカー。こちらは矢野顕子、ウィル・リーとのトリオで、8月18日(木)、19日(金)、22日(月)、23日(木)の4日間出演する。10年以上に渡り、演奏を続けてきたお馴染みのトリオだが、やはりコロナ禍でこの2年は、3人での演奏が叶わなかっただけに、3年ぶりの共演に期待が高まる。スティーヴとのツイン・ドラムが印象的であったスタッフを筆頭に、アレサ・フランクリン、ボブ・ディランらと名演を繰り広げてきたベテラン、クリスの円熟のドラミングにも注目したい。
●ブルーノート東京 HP