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先行配信を経て今週6月16日（水）に発売となった米津玄師の最新シングル「Pale Blue」。先日の記事では表題曲「Pale Blue」にフォーカスしドラムの聴きどころを紹介したわけだが、今回は同時収録の「ゆめうつつ」についても注目していきたい。
今年1月より日本テレビ系『nres zero』のEDテーマとして流れ続けていた本楽曲だが、今回のCD発売によりミュージシャン・クレジットが発表された。ドラムは「感電」にも参加した石若 駿。一聴すると打ち込みを思わせるような無機質なサウンド・メイクと、ヨレ〜バウンス〜スクエアを往来する絶妙なタイム感で楽曲を牽引している。ベースはBanksia Trioをはじめ親交の深い須川崇志。さらに石若の藝大附属高校時代の先輩でもあり、最近ではドラマの劇伴などでもタッグを組む坂東祐大がエレクトリック・ピアノで参加。坂東は「海の幽霊」や「馬と鹿」、「感電」に続き、今作の編曲も米津との共同で行っている。
