2008年から活動を続けるUnlucky Morpheusが、約2年ぶりとなるオリジナル・フル・アルバム『Unfinished』を完成させた。

神秘的なイントロで幕を開ける荘厳なインスト曲であり、アルバムのタイトルにもなっているM1「Unfinished」に導かれる本作は、高速のツーバスに乗ってFukiのハイトーンを生かしたメロディアスなボーカルと、デスボイスが交錯。漂うようなバイオリンが甘美な雰囲気も漂わせつつも、これまで以上にエクストリームなサウンドを展開し、ラストは“これぞ王道”と言いたくなるようなメロディック・スピード・メタル・ナンバーM9「Carry on singing to the sky」で締めくくられ、聴き応えのある作品となっている。

FUMIYAのドラミングももちろん聴き応え十分。高速のツーバスで切り込んでいくかのような激しいドラミングを核としながら、随所でメロディックなフレーズを織り交ぜて、聴き手の耳を奪っていくプレイが圧巻だ。

ドラムのFUMIYAより新作についてのコメントが到着!!

旋律と暴虐性が共存する、現代のHEAVY METALを体現できる1枚が完成しました。ドラム・プレイについても、王道の2バス連打からスラッシュ・ビート、ブラスト・ビートやジェント風な足技など、キッズの皆にも聴き応え十分な内容かと思います。曲中に滑り込む小口径タムやエフェクトシンバルなども聴きどころです。ぜひ聴いてみてください！