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新ソロ・アルバムでドラマー、ナラダ・マイケル・ウォルデンを堪能!
ジャズからロックまでを横断する
縦横無尽なドラミング
ドラマーとしてはもちろん、プロデューサーとしても数多くの名作を生み出してきたナラダ・マイケル・ウォルデン。6月には、20世紀を代表するロック・バンドの1つ、ジャーニーにドラマーとして加入したことが発表され、大きな注目を集めた。
ソロとしても70年代から精力的に作品を発表している彼が、約5年ぶりとなるソロ・アルバム『Immortality』をリリースした。リリース資料には“画期的なジャズ・ロック・フュージョン・バンド、マハヴィシュヌ・オーケストラのドラマーとして活躍していた初期の頃を彷彿とさせるダイナミックな作品”とキャッチコピーが打たれているが、本作はナラダのドラマーとしての原点を見つめ直したような作品と言えそうだ。
ここでナラダは、繊細さと速さ、力強さを兼ね備え、時折トライバルなフレーズも織り交ぜた縦横無尽なドラミングを核に、ジャズからロックまでを横断するフュージョン・テイスト溢れるサウンドを展開。アグレッシヴなソロも披露しており、ドラマーとしてのナラダ・マイケル・ウォルデンの面目躍如の1枚に仕立て上げている。現在はYouTubeで音源を公開しているほか、各種サブスクリプション・サービスでも聴くことができる。
◎作品情報
『Immortality』
Narada Michael Walden
輸入盤