GEAR
ZILDJIAN
400th Anniversary Drum Stick
400周年イヤー真っ只中のジルジャンより、限定デザインのスティックがリリースされた!
今回発売されるのは4つのデザインに5A/5Bがラインナップされた全8種類で、それぞれに400周年ロゴと、ジルジャンの歴史における主要なマイルストーンを表現したデザインが施されている。4モデルの詳細は下記の通り!
① アルケミー・デザイン
淡いパープルが目を引くアルケミー・デザインは、創業者である錬金術師アベディス1世が、シンバル合金を処理する“秘密のプロセス”を発見したことにちなんだデザイン。銅、錫、銀を表した錬金術のシンボルをシンバル状に配置した幾何学的な模様となっている。その独自配合は現在のジルジャン家にも脈々と受け継がれているという。そんなエピソードも相まって神秘性を感じさせるスティックと言えるだろう。
② クラシカル・シンバリスト・デザイン
クラシカル・シンバリスト・デザインは、4モデルで唯一ナイロン・チップを採用したスティック。柔らかなグリップが得られるブラックのDIP仕様部分に、ゴールドの印字が施されたゴージャスなルックスが特徴だ。
19世紀半ばから後半にかけて、ベルリオーズやワーグナーなどの作曲家が楽曲にシンバルを多用するようになり、ジルジャン・シンバルのみの使用を要求。オーケストラにおいてシンバルが重要な位置を占めるようになったという時代背景があり、本モデルは当時のトルコのタペストリーからインスピレーションを得た、打楽器奏者のシルエットをデザインに落とし込んだとのこと。
③ ジャズ・デザイン
ジャズ・デザインは深いブルーにゴールドがあしらわれたエレガントなルックスで、ジャズの誕生とその時代におけるジルジャン・シンバルの役割を記念したデザインがテーマという。
“モダン・アメリカン・シンバルの父”と呼ばれたアベディスⅢは、1930年代から50年代にかけて、ジャズのムーブメントをリードしていたチック・ウェッブやパパ・ジョー・ジョーンズらと密接に交流。
それまで口径やウェイトのみで区別されていたシンバルに“Paper Thin Crash”や“Ride”、“Splash”、“HiHat”など、用途に応じたネーミングを施し、開発。本モデルはそんなジルジャンの歴史の中でも豊かな時代を記念したデザインだという。
④ 60年代ロック・デザイン
ナチュラル・ラッカー仕上げの60年代ロック・デザインは、ポピュラー音楽におけるジルジャン・シンバルの普及を記念したデザイン。1964年にザ・ビートルズがエド・サリバン・ショーに出演し、リンゴ・スターの影響でジルジャンの需要が爆発的に高まり、その年は9万枚ものバックオーダーが殺到したのだという。
このデザインは当時のコンサート・ポスターからインスピレーションを得た、60年代スタイルへのオマージュで、“ロック”の名の通り、パンチの効いたネバりのある力強いサウンドが特徴とのこと。
4モデルすべて個性的なデザインで、400周年の記念アイテムとしても揃えておきたい逸品だ!
製品ページ:HP
ヤマハミュージックジャパンLM営業部輸入マーケティング課(☎03-5488-5445)