ZIGZOやgibkiy gibkiy gibkiyなどで活躍する“孤高のドラマー”、櫻澤泰徳（sakura）が選定したセイビアンのHHX Complexシリーズが、9月24日（金）に発売される。ドラム・セット全体の“和声”を大事にするsakuraが、実際に自身のセットに組み込んで試奏＆セレクト。選別したシンバルは“サウンド・インプレッション”と名づけられ、トーンやピッチなど、音の傾向や組み合わせを考慮した6パターンに分けられている。

sakuraはComplexシリーズ全体に関して、

「全体を通じて、HHX COMPLEXシリーズのサウンドは立ち上がりが早くトーンはDARKな印象だが、華やかな倍音成分が混ざることで奥行きがあり包容力を感じる」

と語っている。その中でも、ハンド・ハンマリング由来の個体差によりsakuraが選別した6タイプは以下の通り。

Type-A
アタック音がシャープなモノをチョイス。全体的にトーンが明るめなサウンド。

Type-B
セット内の各シンバルのピッチ感が明瞭なモノをチョイス。

Type-C
今回の選定したモノの中で、ピッチ・トーン共にニュートラルなモノをチョイス。ある意味ジャンルを問わないかも。

Type-D
16″、18″シンバルのピッチ差が広く、やや明るめに聞こえるトーンのモノをチョイス。セット全体がメジャーコードっぽく感じられる。

Type-E
16″、18″シンバルのピッチ差が狭く、やや暗めに聞こえるトーンのモノをチョイス。セット全体がマイナーコードっぽく感じられる。

Type-F
今回の選定したモノの中で最も暗めなトーンのモノをチョイス。アタック音とリリース音は全体的に低め。

タイプごとに分かれてはいるものの、購入は1枚から可能となっている。なお、購入者には特典として、sakuraの直筆サイン入りポストカードが付属される。