GEAR
UP
博士 山本拓矢が試した【2023年4月号】のNEW PRODUCTS!〜ZILDJIAN FX Blast Bell〜
- Review:Takuya Yamamoto[bohemianvoodoo]
- Photo:Takashi Yashima
マット・グレイナーと共同開発
ジルジャンの“ロー・ピッチ”ベル
ジルジャンのエフェクト・シリーズ=FXに新たなベルが誕生。
マット・グレイナーと共に開発したブラスト・ベルは、ZIL-BELよりもカップ形状を低くし、ノンレイジングの表面にはブラシで擦ったような仕上げが施されている。それにより、低めのピッチと歯切れの良いサウンドを実現しているという。
Review
比較的ダークで落ち着いた印象
音楽と演奏から生まれたデザイン
特定のジャンルで高い需要のある、ヘヴィなベル。印象に残りやすいサウンド故に、バリエーションが求められているのでしょう。じわじわとラインナップが拡張され続けています。
ロー・プロファイルかつRAWフィニッシュということで、既存のモデルに比べると落ち着いたダークなサウンドで、音量感も自然な方なので、結果として、より幅広い層にフィットする可能性も感じました。
ジルジャンの公式動画において、マーカス・ギルモアがハイハットとして用いた紹介がされているのは、なかなか痛快です。
なだらかなボウと、エッジ付近のシェイプはよく考えられていますね。裏表どちらでセットしてもスティックに優しく、まさに音楽と演奏から生まれたデザインです。
製品ページ:HP
お問い合わせ:ヤマハミュージックジャパンお客様コミュニケーションセンターギター・ドラムご相談窓口(☎0570-056-808)