スタンド＆モジュールが
アップグレード！
デジタル・ハイハットも備えた
Acoustic Design Seriesの最新版！

ローランドV-Drums Acoustic Designシリーズの3モデルがさらに進化！ VAD507、VAD504、VAD307がリリースされた。

今回試奏したVAD507はフラッグシップ・モデルVAD706に組み込まれているデジタル・ハイハット・パッドVH-14Dを新たに採用。タム／シンバル用のスタンドもVAD706と同じものにリプレースされ、さらに音源モジュールTD-27はVer.2.0に進化。最新の音楽トレンドにマッチする新しいキット音色10種類が追加された。

Review

どこを取っても自然
出音と見た目の違和感がなく
さまざまなプロの現場で使われていくのでは

洗練された音源、完璧な演奏感。本当に素晴らしいです。キックを踏めば空気抵抗が生まれ、セットの大きさもパッドの位置も、すべてがイメージ通りで、完全に演奏に没入できます。

音源モジュールのTD-27には10キットが新たに追加されていますが、以前よりもタム類の鳴り方がナチュラルになっていて、太さもあり、好みの音色でした。ライドはエッジ付近を指で挟んでチョークする従来の方法に加えて、ボディを手の平で上から触ってミュートできるようになり、演奏の選択肢が増えました。

スネアはマルチ・センサーによる打点の検出機能によって、音量や音質が繊細に変化していきますし、ハイハットは2枚構造なので、オープン・クローズの感覚、左足の踏み心地など、どこを取っても自然です。そして、何と言ってもステージ映えするこの見た目。観客目線としても、出音と見た目との違和感がなく、今後もさまざまなプロの現場で使われていくと思います。