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    延命寺 a.k.a emjがレポート!「the NAMM Show 2022」

    • Report:延命寺 a.k.a emj[grunband, emjmod]

    自身のシンバル・ブランド=emjmodも展示!
    “延命寺視点”で気になる製品をレポート

    言わずと知れた、毎年1月にアメリカ・アナハイムにて行われる世界最大級の楽器イベント、Winter NAMM Show。2021年は新型コロナウィルスの感染拡大により無念の中止となったが、22年は去る6月3日〜5日に時期を移して久々の開催となった。今回は小出シンバル・ブース内に自身のシンバル・ブランド=emjmodの展示でNAMMに参加した、延命寺 a.k.a emjが現地の模様をレポート! さまざまな打楽器ブランドが出展する中で、延命寺が気になったメーカーをピックアップしてもらった。

    2022年6月3日〜5日に、アメリカはアナハイムで開催された「the NAMM Show 2022」。昨年と違って今年は通常に近い形での開催ができるということで、emjmodのシンバル達と共に行ってきました。

    今回は出展側として行ってきたんですが、幸い他ブースをのぞきに行く時間もそこそこあったので、何か面白いものはないかなぁ……とウロウロしていた中、僕のアンテナに引っかかったものを少しご紹介できればと思います。

    ※画像はクリックすると拡大できます。ブランド名をクリックすると公式サイトに飛びます。

    WTS Drums

    ギターやベースなどの弦楽器のようにペグを回すことでチューニングできるシステムが特徴。スムーズに素早く各タイコのピッチを調節可能なのは画期的ですし、ドラム自体の鳴りもなかなか良かったので非常に好印象でした。マイケル・ジャクソンのドラマーとして有名なジョナサン・モフェットが長時間滞在していたのが印象的でした。

    TAMA

    近年発表している製品がとても好印象なTAMA。可愛らしいカラーと生地感のスローンや各種スネア・ドラムを叩き比べられるブース、話題の練習キット(True Touch Training Kit)など、長く滞在したくなるブースでした。個人的にはハードウェアの汎用性に長年注目しているので、そのような展示も見てみたいなと思いました。

    EFNOTE

    大人気のブースだったので試奏は叶いませんでしたが、スピーカーやヘッドフォンでサウンドをチェックしてみました。非常に聴き心地が良く、いわゆる電子ドラムっぽさが少ない楽器でとても好印象。デザインも全体的に小綺麗にまとめられていてどこに置いても違和感なく馴染みそうです。

    PAISTE

    パイステは、ほぼすべてのシリーズでフラット・ライドを出してくるという、なかなかに攻めた展示を展開していましたが、叩いてみて納得の出来栄え。昨今のトレンドを考えると“こんなフラットがあれば使いやすいな”というのを具現化してくれていました。フラット・ライド、良いですよね。

    Dominion Cymbals

    イスタンブールで製作されているメーカー。シンバルのデザインとロゴのバランスが良く、サウンドも非常に丁寧に作り込まれている素晴らしいシンバル達でした。嫌な高音や雑味がないので非常に扱いやすい印象。