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Slingerlandの歴史を象徴するラジオキング/スタジオキングの2機種が復刻

1910年代に誕生し、数多のレジェンドが愛用したアメリカの名ブランド=スリンガーランド。そのサウンドを象徴する名器=ラジオキング、そして90年代に発売されたスタジオキングの復刻モデルがリリースされた。

■Radio King Outfit/Radio King Artist Snare

1930年代に登場し、ジャズ界の巨匠であるジーン・クルーパやバディ・リッチらが愛用したことでビッグ・バンド時代を象徴するモデルとなったラジオキング。後にジェフ・ポーカロも虜となったその歴史的なサウンドを忠実に再現したキットとスネア・ドラムが現代に甦った。

▲Radio King Outfit 3 Piece-Kit(White Marine Pearl)
¥849,200

▲Radio King Artist Snare(White Marine Pearl)
 ¥185,900

キット/スネア共に、シェルはカリフォルニア州オックスナードで、熟練の職人がハンドメイドで製作。マホガニー+ポプラ+マホガニーの3プライ・シェルを採用し、スチーム加工を施すことで丸みを帯びた単板メイプルのレインフォースメント・リングが取り付けられている。

30度でカットしたベアリング・エッジによってヘッドとの接点を大きくすることにより、なめらかな感触や、温かみのあるトーン、パンチのあるアタック感や豊かな響きを実現。ヴィンテージの質感を演出するニッケル・メッキのハードウェアも特徴の1つ。

スネアとタムには、まとまりのあるサウンドを演出する内巻きタイプのスティックセイバー・フープをセット。シェルに内蔵されているトーン・コントロール・マフラーや、中期モデルから採用されたスネアのズーマティック・スロー・オフ(ストレイナー)やブランド初期を象徴する雲型バッジなど、当時の機構が忠実に再現されている。

ドラム・キット=Radio King Outfitは全12種類のキット構成で、スネア・ドラムは14″×5.5″ 、14″×6.5″ の2種類のサイズがラインナップ。フィニッシュは4種類からセレクト可能。

■Studio King Outfit/Studio King Snare

1970年代のスタジオ・レコーディングでの定番となっていたというドラム・サウンドをベースとしたモデルとして、90年代に発売されたスタジオキングも復刻。

▲Studio King Outfit 4-Piece Kit(Lunar Blue)
¥651,200

▲Studio King Snare(Lunar Blue)
¥105,600

メイプル/ポプラを交互に組み合わせた5プライ・シェルを使用し、ベアリング・エッジはタム/バス・ドラムを30度、スネアを45度にカット。音の立ち上がりが良く、輪郭のはっきりしたアタック、温かみのあるサウンドや、ほど良い響きが特徴のスタジオキングは、レコーディング/ライヴのどちらでもマルチに活躍する仕様となっている。

ラジオキング同様、ハードウェアのほとんどがニッケル・メッキ仕上げとなっており、スネアとタムにはスティック・セイバー・フープを採用。スネアのストレイナーは操作性に優れたズーマティック・スロー・オフを搭載。70年代のモデルを再現した楕円型のバッジや、ビーバーテイル/ストリームライン・ラグのクラシックな装いからも、趣深いヴィンテージの雰囲気が漂うモデルとなっている。

ドラム・キット=Studio King Outfitは全8種類のキット構成、スネアは14″×5.5″、14″×6.5″の2種のサイズを用意。フィニッシュは4種類からセレクト可能とのこと。

各時代のスリンガーランドの名声と質を象徴する2機。現代に甦ったそのサウンドを味わってみてはいかがだろうか。