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    オアシスの名盤『モーニング・グローリー』発売31周年|アラン・ホワイトが語った「Don’t Look Back In Anger」のドラム

    昨年奇跡の再結成を果たし、10月には東京ドームで16年ぶりとなる来日公演を行ったOasis(オアシス)。その再結成ツアー「Oasis Live ’25」を追った映画『オアシス:ドント・ルック・バック・イン・アンガー』が、好評を受けて上映期間を延長。さらに来年のツアー・スケジュールも発表されるなど、大きな注目を集めている。そして本日10月2日は、そのタイトルにも冠された名曲「Don’t Look Back In Anger」を収録する2ndアルバム『(What’s The Story) Morning Glory?』の発売日。1995年のリリースから31周年を迎えた。

    映画では、再結成ツアーでドラムの座を担った名手、ジョーイ・ワロンカーのプレイも大きな見どころとなっているが、オリジナルのレコーディングでドラムを叩いたのがアラン・ホワイトだ。

    1972年ロンドン生まれのアランは、スタイル・カウンシルのメンバーで、ポール・ウェラーを長年に渡って支えた名ドラマー、スティーヴ・ホワイトを兄に持つ。1995年に初代ドラマー、トニー・マッキャロルの後任としてOasisに加入。その直後にレコーディングへ参加したのが『(What’s The Story) Morning Glory?』だった。

    翌1996年8月号の『Modern Drummer』では、「Don’t Look Back In Anger」をはじめ、同作を彩った自身のドラミングについて語っている。

    「Don’t Look Back In Anger」は
    “ストレート”に

    アランは「Don’t Look Back In Anger」について、曲が求めるものに合わせてストレートにプレイしたと説明。一方で、楽曲を手がけたノエル・ギャラガーからドラム・パートを細かく指定されることはなかったという。

    「彼は僕にどう叩くべきかを指示したことは一度もない」……ドラマーとして自分が正しいと思うことをやればいい、とノエルから演奏を任されていたというアラン。その言葉を裏づけるように、『Morning Glory?』では楽曲ごとに異なるアプローチを聴くことができる。

    「Wonderwall」の印象的なイントロは
    歌詞の言葉からインスパイア

    「Wonderwall」の特徴的なドラムの入りについては、制作中、歌詞に登場する“Backbeat”という言葉をきっかけに、あの位置から入るアイディアを思いついたとも明かしている。そして「Champagne Supernova」ではヴィンテージのRadio Kingスネアを使用。自身としては、もっとドラムを入れたかったとも振り返っている。

    曲が求めるものに寄り添うストレートなビートから、随所に忍ばせた独創的なアイディアまで——。発売から31年を経た今、あらためて『(What’s The Story) Morning Glory?』の“ドラム”に耳を傾けて、聴き直してみるのも面白いだろう。

    ※発言は『Modern Drummer』1996年8月号掲載のインタビューより。