プランのご案内
  • 2024年12月27日(金)12:00 ~ 2025年1月6日(月)11:00まで、サポートをお休みいたします。期間中のお問合せは、1月6日(月)以降、順次対応させていただきます。
  • DRUM KIT LIBRARY

    UP

    【Set Up】松浦千昇 (Yukino Matsuura)

    • SHAG

    ①2022年12月12日に渋谷Gee-Geにて行われた菅野 颯、松浦千昇、竹村 仁によるイベント「YUKINO・JIN・SOドラムクリニック」で使用された3人のドラム・セットを公開!
    竹村 仁のドラム・セットはこちら
    菅野 颯のドラム・セットはこちら

    ②松浦が登場した”ドラマー第七世代”のインタビューは、
    『リズム&ドラム・マガジン2020年10月号』をチェック!

    DRUM KIT 

    ①デッドにチューニングされたTAMA Starclassic Bubingaの変則セッティング!

    Awesome City Clubをはじめとしたサポートや、SUGIZO率いるSHAGのメンバーに抜擢されるなどその高いテクニックが評価されている松浦の愛器はTAMAのStarclassic Bubinga。1バス、2タム、1フロアというオーソドックスな構成ながら、タムは2つともボトム・ヘッドを外したシングル・ヘッド仕様、フロアの隣にはサイド・スネアという変則セッティング。この日は竹村 仁、菅野 颯との3人によるドラマーズ・イベントだったが、松浦のみエレクトロニクス系を組み込まないアコースティックなセッティングだった点も興味深かった。しかしながら打面をガムテープでミュートするなどサウンド・メイクはかなりデッド。アタックの鋭さとサステインの短さが印象的だった。打面ヘッドはエバンスで、バス・ドラムがEMAD、10"タムがハイドローリック、その他のタム類にG2コーテッドをセレクト。コーテッド系の手持ちを切らしていたとのことでハイドローリックを張った10"タムはかなりパーカッシヴなサウンドで、効果的にプレイに組み込み、アクセントを加えていた。

    シンバルはセイビアンで統一され、他の2人に比べると必要最低限の枚数といった印象。刻みの要となるハイハットには15"のFreqハッツをセレクトし、ライドは左側に配置している。ハイハットに載っているチンリングは、プレイに応じてライドに移動しての使用もしていた。スネア・ドラムはTAMAのスターフォニック・メイプル。クラッシャーをアドオンして使用。右手のフロアの位置にはサイド・スネアをセット。TAMAがかつて製造していた11テンションというユニークな仕様のバーチ・シェル・モデルで、スナッピーのオン/オフを切り替え、タム的なポジションとしても活用。

    フット・ペダルはTAMAのアイアンコブラ。カム形状はローリング・グライド(真円)をセレクト。ビーターはDWのフェルト(SM102)に換装されていた。ハイハット左側にはTAMAのアクセサリー・トレイTAT10にマッキーのコンパクト・ミキサー(MIX8)を配置。ケーブルなどを通せるデザインはイヤモニなど耳周りの環境を整えるのにも重宝しているようだ。

    SET UP!

    【Drum Kit】
    TAMA
    Starclassic Bubinga
    22"×18"BD、10"×6.5"TT、12"×7"TT、16"×14"FT

    【Snare Drum】
    TAMA
    STARPHONIC Maple 14"x6"[Main]
    11 Tension Birch Shell[Side]

    【Cymbals】
    SABIAN(L→R)
    15" AAX Freq Hats
    22" HH Vanguard
    10" AAX Aero Splash×2(stacked)
    18" HHX Evolution O-Zone
    18" AA Rocktagon w/rivets

    DRUM KIT 

    ②テクニカルなプレイを支える3点+エレクトロニック・キット

    本誌2020年10月号に”ドラマー第七世代”として登場した松浦千昇が使用しているのは、TAMAのSuperstar Classic。構成はシンプルな3点セットだが、バス・ドラムとサイド・スネアにはトリガーを装着し、RolandのSPD-SXにアサインしたハイブリッド・セッティング。10"タムはシンバル・スタンドからアタッチメントを介してセットされていた。打面ヘッドはすべてレモで、バス・ドラムにはパワーストローク3クリア、タム類にはピンストライプ・クリアが張られていた。シンバルは現場によって使い分け、取材時はジルジャンやマイネル、イスタンブール・アゴップなど、ドライ&とラッシーなサウンドをセレクト。右手のスパイラルは、大阪を拠点に活動するドラマー、延命寺a.k.a emjが手がける「emj mod」。メイン・スネアはTAMA S.L.P.シリーズのVintage Hammered Steel(14"×5.5")、サイドはキットと同じくSuperstar Classic(深さ6.5")。

    SET UP!

    【Drum Kit】
    TAMA
    Superstar Classic
    22"×16"BD、10"×7"TT、16"×14"FT

    【Snare Drum】
    TAMA
    S.L.P. Vintage Hammered Steel 14"×5.5"[Main]
    Superstar Classic 14"×6.5"[Side]

    【Cymbals】(L→R)
    ZILDJIAN 14" K Custom Session Hihats
    MEINL 18" Byzance Extra Thin Hammered Crash
    ZILDJIAN 20" FX Oriental Crash Of Doom(w/10" A Fast Splash)
    ISTANBUL AGOP 21" Xist Dark ION Ride
    emj mod

    【Electronic Drums】
    ROLAND
    SPD-SX(Sampling Pad)
    RT-30HR(Acoustic Drum Trigger)
    RT-30K(Acoustic Drum Trigger)