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ローランドV-Drums Acoustic Designシリーズの3モデルがさらに進化
- Text:Isao Nishimoto
ローランドから、V-Drums Acoustic Designシリーズの最新モデルとして、VAD507、VAD504、VAD307が発売される。これらは、アコースティック・ドラムさながらの存在感と演奏感を追求した同シリーズのVAD506、VAD503、VAD306の後継機種にあたる。
フル・サイズのウッド・シェルを備えたVAD507とVAD504
フルサイズのウッド・シェルを備えたVAD507とVAD504は、フラッグシップ・モデルVAD706に組み込まれているデジタル・ハイハット・パッドVH-14Dを新たに採用。演奏の表現力を飛躍的に高めている。タム/シンバル用のスタンドもVAD706と同じものにリプレースされ、安定感とセッティングの自由度を高めた。
音源モジュールTD-27はVer.2.0に進化。最新の音楽トレンドにマッチする新しいドラム・キット音色10種類が追加された他、音色カスタマイズ機能の強化やインターフェイスの改良が行われている。また、クラウド・ベースのソフトウェア/音色提供サービスRoland Cloudとの連携により、プロ・ドラマーの作成したカスタム・キットをはじめとする膨大なサウンドを利用できる
コンパクトな浅胴パッドで構成されたVAD307
コンパクトな浅胴パッドで構成されるVAD307は、クラッシュ・シンバルとライド・シンバルが新開発の薄型パッドになり、より自然な打感を実現。ライドは13″から14″に大型化された。タム/シンバル用のスタンドはVAD507/VAD504と共通のタイプにグレード・アップしている。
音源モジュールTD-17もVer.2.0に進化。こちらも10種類の新規キット追加やエフェクトの拡張が行われている。TD-27と同じくRoland Cloudとの連携も可能で、内蔵プリセット・キットの枠を超えた幅広いサウンドを楽しめる。
VAD507(HP)、VAD504(HP)、VAD307(HP)の詳細はそれぞれのHPをチェックしてほしい!