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ドラム博士=山本拓矢が豊橋でラディックを語り尽くす! Ludwig Roadshow at TOYOHASHI【Report】

  • 特別協力:シライミュージック

2025年7月20日、ラディックのドラム・セットやスネア・ドラムが思う存分体験できるイベント「Ludwig Roadshow at TOYOHASHI」が、愛知県豊橋市の楽器店シライミュージックのイベント・スペース、OrangePitで開催された。

「⼭本拓⽮と探るLudwigの現在」と銘打たれたメイン・イベントのステージでは、メイン・インストラクターとして⼭本拓⽮(bohemianvoodoo)と、シライミュージックのドラム講師として教鞭を執る禰宜田 純氏と直井笑子氏をゲストに迎え、同店社⻑の白井としみつ氏がイベントの司会進行を担当。会場ではラディックを象徴する400系のスネア・ドラムや、レアな限定発売のスネア・ドラムなどが並び、ステージに広げられたClassic MapleとNeuSonicのドラム・セットと共に演奏できる環境が作られており、協賛企業である野中貿易が取り扱うIstanbul Agopのシンバルや、スティックメーカーInnovative Percussionのスティック、小口径ドラム・キット=Ludwig BreakBeatsも試奏できる絶好の機会となった。

参加者からの事前質問を元に作られた台本により、スティックやペダルによる違い、ドラム・ヘッドやスネア・ワイヤーの違いを体験することからステージはスタート。⼤量のスネア・ドラムを入れ替えながら、講師たちの試奏と共に⼭本拓⽮がその楽器を解説するという流れを基本に進み、上級者は試奏で楽器からどんな情報を拾っているのかという解説を知ることができる貴重な体験となった。

「ドラムの歴史は重要ですが、歴史に関してあまり多く語ると話が止まらなくなるため、それは最小限にしたい」という白井としみつ氏からの要望もありながらも、これだけは押さえておきたい「400シリーズの成り⽴ち」を解説。それを踏まえた上で、実際に現⾏のスープラフォニックLM400やスーパーラディックLB400BNとメッキ違いのLB400B、ブラックビューティーLB416などの音や感触を知ることで、強靭な基礎設計から得られる安定感と、一般的使用用途のベクトルの一致に、参加者はもちろんインストラクター達までがあらためて唸った。

イベント参加者達は、一通りの解説を聴いてから試奏することで、先程までステージでインストラクターたちが話していた内容を体験できるという稀有なイベント経験に満足していた。