若手超絶技巧派バンド＝DEZOLVEの中心人物で、サポート・ドラマーとして、角松敏生、Little Glee Monsterらのライヴ／レコーディングを支える傍ら、コンポーザーとしてもその才能を発揮している山本真央樹。19年の角松敏生のツアーでお披露目となった山本の新たな愛器は、ヤマハの最新モデル＝Live Custom Hybrid Oak。フェノール・シートを芯材に、オークで挟み込んだハイブリッド・シェル構造で、山本は“ドラムというパートにまとまったものの完成系”と絶賛。フィニッシュは木目を生かした“UZU Ice Sunburst”で、クールなルックスが目を引く。普段はラックを用いて、コンパクトかつメカニカルに組み上げる山本だが、今回はノーマル仕様。タムをオフセットして配置するため、10"はタム・スタンド、12"はバス・ドラムのタム・ホルダー・ベースを使ってそれぞれセット。スネア・ドラムもキットと同シリーズをセレクト。チューニングはハイ・ピッチで、2、4拍のバック・ビートがバシっと前に出るように調整しているという。