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電子ドラムで覚える正しい“基礎練習”〜Part.10 MEASURE BREAK〜
- 講師:長野祐亮
ドラム上達に必ず必要でありながら、続けるのが難しく正しいやり方に迷ってしまう“基礎練習”……ここでは、『新生活からエレドラ・デビュー』で紹介したエントリー・モデル、Roland TD-02KとYamaha DTX402KSを活用し、オススメの方法をレクチャーしていきます! エントリー・モデルと言えど豊富なトレーニング機能も備えているので、毎日の練習も楽しくレベルアップ!
MEASURE BREAK
@drumsmagazinejp ハイクオリティなサウンドと多彩な機能を搭載した電子ドラムを駆使し、うまくなる上で必須の基礎練習の中から厳選10種をレクチャー! ラストはYamaha DTX402KSに内蔵されたトレーニング機能から、“MEASURE BREAK”を紹介! 曲のブレイク(演奏が止まる部分)を想定し、ある程度演奏した後にメトロノームと演奏をストップ!次の小節アタマに正確に入れるかどうかをトレーニングします! 今の電子ドラムには、日々の練習をサポートする楽しい機能が満載!自宅練習にぜひエレドラを導入してみては? #PR #drums #rudiments #electronicdrums #Yamaha #doublestroke #DTX #DTX402KS ♬ オリジナル楽曲 – リズム&ドラム・マガジン
YamahaのDTX402KSのトレーニング機能に装備された「MEASURE BREAK」も、メトロノームを一定区間だけ聴こえないように設定して、テンポを保つ能力を鍛える機能です。ここでは、演奏のリズムを一旦止めて、休符を正確に感じるエクササイズを紹介します。
Ex-10に記したように、8小節のサイクルの繰り返しの中で、メトロノーム音が消えるブレイク区間を2小節に設定。ブレイク区間となる7小節目で演奏のリズムを一旦止めて、無音の中でリズムを感じて、最後の2拍でフィルインを叩きます。
ドラムを叩く“動”の身体の状態からブレイクの“静”に移行しても、一貫したリズムをイメージできるようになることが目標ですが、これが意外と難しく、自分のリズムが“速くなりやすい(ハシる)”もしくは“遅くいなりやすい(モタる)”などの傾向を知ることもできます。
まずは最もリズムにノリやすいテンポから始めて、いろいろなテンポにもチャレンジしてください。特に極端に遅いテンポは難易度が上がると思います。
Point!
・まずは得意なテンポから始めて、慣れたらいろいろなテンポを試してみよう。
・ブレイクの最中は、スティックの動きを止めても身体の中のリズムの流れは止めないように意識しよう。
TikTokで使用している電子ドラムはこちら!