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高橋幸宏がライヴ活動を休止し、治療に専念することを発表

  • Text:Shinichi Takeuchi/Photo:Taichi Nishimaki

ドラマー、そしてソロ・アーティストとして70年代から現在に至るまで、世界的な活躍を続ける高橋幸宏が、新たな声明を発表。所属事務所であるヒンツ・ミュージックのSNSに掲載されたメッセージは下記の通り。

「手術からほぼ1年。この間、治療を続けながら音楽制作活動を行ってまいりましたが、ライヴのための充分な体力の回復にはもう少しだけ時間がかかりそうです。しばらくライヴはお休みとさせていただき、治療に専念して参ります。近い将来、元気な姿で皆さんとお会いできるように」

高橋は昨夏、脳腫瘍の手術を行ったことを公表。経過は良好で、昨年10月には退院し、自宅療養となり、同時に音楽活動も再開していた。今夏にはMETAFIVEとしての新作のリリース(結局は発売中止に)やFUJIROCKへの出演などがアナウンスされ、彼の本格復帰に期待が高まっていた。それだけにファンとしては残念ではあるものの、まずは体調の回復に専心してもらい、彼の言葉にあるように、“近い将来”のファンの前に姿を現すその日を心待ちにしたい。