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宇多田ヒカルのベスト盤『SCIENCE FICTION』が発売! あの曲を叩いたドラマーは?
国民的人気を誇るシンガー・ソングライター=宇多田ヒカルが、4月10日に自身初のベスト・アルバム『SCIENCE FICTION』をリリースする。再録となる「Addicted To You」、「光」、「traveling」や、豪華ヒット・チューンのリミックス版、さらに新曲「Electricity」を含む全25曲(+ボーナストラック1曲)が収録された本作。彼女の楽曲を支えるミュージシャン達も一流揃いということで、編集部はドラマー・クレジットにフォーカス!
「花束を君に」に参加したイアン・トーマスは、ウェールズ出身の熟練セッション・ドラマー。マイク・オールドフィールド、トム・ジョーンズらのツアー・サポートを務め、日本ではエリック・クラプトンのドラマーとしても知られる存在。”レス・イズ・モア”を体現するベテランらしいサウンド&グルーヴを披露している。
「あなた」でプレイするクリス・デイヴは現代最高峰のグルーヴ・メイカー。アデル、ロバート・グラスパー、ディアンジェロなど時代をリードするアーティスト達を支える凄腕で、宇多田も厚い信頼を寄せており、「あなた」も収録された2018年発表、7枚目のオリジナル・アルバム『初恋』にはメイン・ドラマーとして参加。「大空で抱きしめて」、「Forevermore」など多数の楽曲にクレジットされている。
「BADモード」にクレジットされているレオ・テイラーは、宇多田と共作したFloating Pointsの専属ドラマーとも呼べる存在。アデルの「Rolling in the Deep」や、エド・シーランの「Castle on the Hill」などメガ・ヒット曲にもクレジットされたイギリスの超売れっ子ドラマーであり、「BADモード」では躍動するシュアなグルーヴを提供している。
「二時間だけのバカンス featuring 椎名林檎」に参加するアール・ハーヴィンは近年の宇多田のツアーでもお馴染みのドラマー。ニュージャージー州出身で、近年はロンドンやベルリンを拠点に活動しており、シールやサム・スミスを筆頭に数々のレコーディングでプレイしている。ヴィンテージ・ライクなサウンド・アプローチが特徴でありながら、MPCを駆使したビート・メイクも得意としており、プロデューサー視点も持ったオール・ラウンダー。
それぞれのキャリアからもわかるとおり、4人共に世界中から求められている超売れっ子ドラマー。そんな凄腕達を起用していることからも宇多田ヒカルのドラムへのこだわりが感じられるだろう。
100万通もの応募申し込みが殺到したという全国ツアー『SCIENCE FICTION』も、7月13日のマリンメッセ福岡公演を皮切りにスタート予定。同行するドラマーは誰になるのか、続報を楽しみに待ちたい!
宇多田ヒカル『SCIENCE FICTION』
ソニー [通常盤]ESCL-5928~29 ¥4,400(+税)
〜収録曲〜
01. Addicted To You(Re-Recording)
02. First Love(2022 Mix)
03. 花束を君に d:イアン・トーマス
04. One Last Kiss
05. SAKURAドロップス(2024 Mix)
06. あなた d/per:クリス・デイヴ
07. Can You Keep A Secret?(2024 Mix)
08. 道
09. Prisoner Of Love(2024 Mix)
10. 光(Re-Recording)
11. Flavor Of Life -Ballad Version- (2024 Mix)
12. Goodbye Happiness(2024 Mix)
13. traveling(Re-Recording)
14. Beautiful World(2024 Mix)
15. Automatic(2024 Mix)
16. 君に夢中
17. 何色でもない花
18. 初恋
19. Time
20. Letters(2024 Mix)
21. BADモード d:レオ・テイラー per:ウィル・フライ
22. COLORS(2024 Mix)
23. 二時間だけのバカンス featuring 椎名林檎 d:アール・ハーヴィン
24. Gold 〜また逢う日まで〜
25. Electricity per:Kuniyuki Takahashi
ボーナストラック
Somewhere Near Marseilles -マルセイユ辺り-(Sci-Fi Edit) per:ウィル・フライ