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    THE LAST ROCKSTARSが2ndシングル「PSYCHO LOVE」をリリース&日米ツアー発表!

    YOSHIKI、HYDE、SUGIZO、MIYAVIによるスーパー・バンド=THE LAST ROCKSTARS(以下TLRS)が、8月4日に行われた記者会見「THE LAST ROCKSTARS 2nd single&ツアー発表会見」にて、新たな日米ツアーの開催を発表した。

    日本が誇る4人のカリスマ・ロック・ミュージシャンが集結し、YOSHIKIも“アベンジャーズ”と語るTLRSは昨年秋に結成され、1st single「THE LAST ROCKSTARS (Paris Mix)」をリリース。今年の1〜2月にかけて日米4会場で実施したお披露目ライヴは、いずれもチケット入手困難のプレミア公演となった。

    その後の活動についてはヴェールに包まれていたが、2nd single「PSYCHO LOVE」の全世界配信リリースを皮切りに、8月4日に緊急記者会見が行われるという報せを受け、編集部も会場に足を運んだ。

    THE LAST ROCKSTARS(L→R)
    MIYAVI(g)、YOSHIKI(d)、HYDE(vo)、SUGIZO(g)

    メンバーが登壇すると、冒頭で「PSYCHO LOVE」のMVティザー映像が公開。実はこの「PSYCHO LOVE」こそ、TLRSの結成につながった楽曲とのこと。2年前にHYDEが作曲したデモから何度もアレンジを重ね、作曲当時からかなり変わったというこの曲は、YOSHIKIも「踊れるロック」と語るミディアム・テンポのエレクトロ・チューン。昨年1月に行われたデビュー・ライヴでも演奏された楽曲だ。

    そのデビュー・ライヴについても話が広がると、MIYAVIは「ショウの幕が上がった瞬間、メンバーの熱気やエナジーを感じながら、世界でやれるグループだなと再確認した。バンドっぽくなりましたよね」とコメント。SUGIZOは、「絶対にうまくいく確信があった。この4人の化学反応の威力、爆発力が想像以上にすさまじくて。命を賭けてやらなければいけないレベルのプロジェクトだと再確認しました」と語る。

    YOSHIKIは「みんなの可能性をどんどん感じてしまって。もっとああしたい、こうしたいと、開演5分前までいろいろ変えていった。結果、素晴らしいステージができたのではないかなと思っています」と、確かな手応えを感じた様子。HYDEが「初めてYOSHIKIさんとライヴ・ツアーをすることによって、“この人は、こうやってアメリカ(の音楽界)と闘っているんだ”とわかった。驚異的でした」と語っていたのも印象深い。YOSHIKIはさらに、「ロックをやっている以上、前に進む以外のチョイスはない。日本の音楽シーンの壁を壊さないと選択肢がない。この身を滅ぼしても良いくらいの気持ちでやっている」と続けた。

    国内外の記者からの質疑応答では、HYDEが「(TLRSは)凸凹なメンバーで、最初はどうなることかと思ったけど、うまくパズルが組み合わさっている感じ。それぞれのメンバーお互いの良いところを生かしたり、補い合ったり」と答え、YOSHIKIも「僕達の場合、1+1+1+1=4ではなく、100くらいになる“アヴェンジャーズ”のようなグループ。お互いへのリスペクトが僕達を強めていると思うし、バンドとしても上達し続けている」と、メンバーとのチームワークにも自信を見せた。

    「PSYCHO LOVE」の制作については、メンバーのアレンジ案をデータでやりとりしたそうで、作曲者のHYDEは「メンバー(の個性)が見える感じにしたかった。それぞれが入れたカオスなアレンジを、いいとこ取りできるようにチョイス」したとのことで、満足のいく作品に仕上げられた様子。SUGIZOが「デビュー・ライヴでのアレンジからも、さらに一歩先に進んだというか。進化した曲になっていると思います」と語ると、YOSHIKIも「“完成形”っていうものは、ないんだろうね。(ライヴも作品も)その時点での記録というか」と頷いた。

    “楽曲のベース・ラインはどなたが考えているのか”という質問が上がると、YOSHIKIは「ロック・バンド=ドラム、ギター、ベース、ヴォーカルが揃わないといけないとか、そういう時代じゃないと思う。ライヴのときはMIYAVIがギターのチューニングを下げて、ベース・ラインを弾くこともできるし……そういう質問って、あんまり重要じゃないと思う」と率直に回答。

    SUGIZOも「ベーシストがいないといけないという固定観念は一切なくて、うちらは逆に強みだと思っているんです。というのも、(生ではなく)シンセ・ベースが中心になることで、自ずと楽曲がダンス方向に寄った。それがTLRSの音楽の特性になったと思うし。MIYAVIや僕がベース・ラインを担当したりと、そういうフレキシビリティがあるのも、このバンドの面白さですね」と、見解を語った。一瞬シビアな空気は感じられたものの、ロック・バンドの進化や、ミュージシャン、そして楽器の役割に対するメンバーの意識を、あらためてうかがえる一幕となった。

    YOSHIKIが叩くドラム・セットにも注目したところ、「PSYCHO LOVE」のティザー映像では、デビュー・ライヴ同様、TLRS仕様の1バス、1タムのシンプルなセッティングで演奏する姿が映っていた。が、記者会見後、同日夜に生出演した“ミュージック・ステーション”では、YOSHIKIお馴染みのツーバス多点キットをプレイ! TLRSでもツーバス・セッティングが標準となるのか、ドラマガ編集部としては気になるところだ。

    記者会見で発表された日米ツアーの日程については、今秋11月21日〜23日の3日間にかけて有明アリーナでの公演を行い、11月29日にはアメリカ・ロサンゼルスのYouTube Theaterにてライヴを開催するとのこと。日本公演のチケットは、各メンバーのファンクラブ会員向けに、最速先行予約の受付がスタートしている。

    その他の先行ならびにチケットの詳細は、THE LAST ROCKSTARSオフィシャル・サイトをチェック!

    THE LAST ROCKSTARS
    2nd Single「PSYCHO LOVE」

    THE LAST ROCKSTARS ツアー概要

    <日本公演>
    会場:有明アリーナ
    開催日:2023年11月21、22、23日
    open 17:00/start 18:00(21日、22日)
    open 16:00/start 17:00(23日)

    主催:ウドー音楽事務所
    公演詳細ページはこちら→https://udo.jp/concert/THELASTROCKSTARS23A

    <ロサンゼルス公演>
    米国、ロサンゼルス(以下 米国西海岸 現地時間)
    会場:YouTube Theater
    開催日:2023年11月29日

    open 19:00/start 20:00

    主催:Live Nation
    公演詳細はこちら→https://www.ticketmaster.com/event/0A005EFCE3645868


    ■THE LAST ROCKSTARS公式サイト
    http://THELASTROCKSTARS.net