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多彩なミュージシャン達による“一発撮り“でのパフォーマンスが話題のYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」。その第508回では、今年結成25周年を迎えたいきものがかりが登場。2006年にリリースされた3rdシングル「コイスルオトメ」のパフォーマンスに臨んだ。
今回、その演奏のボトムを支えたドラマーは、いきものがかりのツアー・サポートを長年務める玉田豊夢。まずは、メンバーの水野良樹（g、p）と吉岡聖恵（vo）のピアノ・デュオ編成による弾き語りアレンジで1コーラス目がしっとりと歌い上げられると、玉田の力強いドラム・フィルに花井 諒（per、manipulator）が鳴らすツリーチャイムが重なり、山口寛雄（b）、林部直樹（g）、本間昭光（key）を加えたバンド編成へと展開する、贅沢な7分間のパフォーマンスとなっている。
SUPER BEAVERや優里といったアーティストによるカヴァーでも歌い継がれ、若年層にも再注目されているという「コイスルオトメ」。オープンで温かみのあるドラム・サウンドや、なだらかでメロディックなタムのアプローチ、時にスリリングなフィルを絡め、ヒット・バラードをドラマチックに引き立てる玉田のプレイを味わってみてはいかがだろうか。
