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ラディックの魅力に迫る注目イベント“Ludwig Roadshow”開催決定!
- Text:Shinichi Takeuchi/Rhythm & Drums Magazine
ドラマー注目のイベント“Ludwig Roadshow”が、6月に大阪と東京で開催される。
これは世界的なドラム・メーカー、ラディックの魅力をあますところなく伝えるイベント。コロナ禍の影響で実に5年ぶりの開催となる。過去にはネイト・スミス、クレイトン・キャメロンらが出演してきた本イベントだが、今回は、ブロードウェイのミュージカル=「ライオン・キング」でドラムを担当する凄腕、カーター・マクリーンが出演! カーターによるパフォーマンスはもちろん、ラディックの最新製品の解説やその歴史、アメリカの最新アーティスト事情など、さまざまな角度からラディックを掘り下げていく内容が予定されている。
イベントのメインとなるカーターはサンフランシスコ生まれのドラマー。さまざまな音楽を聴きながら独学でドラムを学び、10歳でミュージシャンとしての旅を開始。数多くのドラマーに影響を受けたそうで、ラディックのレジェンド格であるジョン・ボーナムもその1人だ。
コロラド大学で学んだ後、スティーヴィー・ワンダーとの活動で知られるデニス・デイヴィスに見出され、ロイ・エアーズのバンドに参加。チャーリー・ハンター、ビクター・ウッテン、バーニー・ウォーレル、フレッド・ウェズリーなど数々のアーティストと共演を果たす。
「ライオン・キング」での活動は2002年からスタートし、当初はサブ・ドラマーであったが2011年よりメインの座を引き継いでいる。また、SNSへの投稿も精力的で、その美しいトーンをきっかけに彼のファンになった人も多いことだろう。
プライベート・スタジオには数々のラディック機材を所有しており、現行モデルではクラシック・メイプルやレガシー・メイプル、ニューソニック、ヴィンテージでは67年製のクラブデイトなどを愛用中。また、新たにメイプル+ポプラ+マホガニーによるカスタム・キットを作ってもらったそうで、変則仕様のツーバス・セッティングも話題を集めている。
古今東西のラディック・ドラムを知り尽くした名手が、日本でどのようなパフォーマンスを披露してくれるのか。全ドラマー必見のイベントになること間違いなし!
また会場には2024年の新製品としてクラシック・オークやニューソニックの新カラーや、復活を果たしたブロンズ・フォニックが展示。カーターが愛用しているイスタンブール・アゴップのトラディショナル・シリーズや30thアニバーサリー・シリーズの新モデルもフィーチャーされるとのこと。
日程は以下の通り。入場は無料だが、公式サイト(こちら)から事前予約が必要となる。予約受付は6月26日(水)まで。なお、受付は先着順で、各会場共に席がなくなり次第、受付終了となる。
LUDWIG Roadshow 2024
〜ラディック・ロード・ショー〜
Ludwig Roadshow
6月27日(木)大阪市立青少年センターKOKOPLAZA
6月29日(土)東京国立音楽院KMAパラダイスホール1F
HP→https://www.nonaka.com/ludwig/ludwigroadshow/lr2024/