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30年を超えるキャリアを誇り、日本を代表するベーシストの1人として活躍を続ける納 浩一。彼が自身3作目となるソロ・アルバム『CODA コーダ』をリリースした。
「コロナ禍も1年を越え音楽シーンがすっかり沈滞していた時に、このままじゃ腐ってしまう。こんな時こそ何か前向きなことをしないといけない、とまさに逆転の発想で一念発起して始めた」と納自身が語る最新作は、彼の音楽人生の集大成であり、生前の遺作となりうる作品にしたいという思いを込めて最終楽章=『CODA – コーダ』と名づけたという。
作詞/作曲、編曲に加えてプロデュースまで自ら行ったという新作の内容は、ジャズからフュージョン、ファンク、ポップスを横断するような、まさに彼のキャリアを包括する充実の1枚となっている。
注目の打楽器陣は、ドラムに山木秀夫、則竹裕之、岩瀬立飛、大坂昌彦、パーカッションに岡部洋一、安井源之新が参加。それぞれに個性豊かで熱気溢れる演奏で、作品を盛り立てている。
なお、納のオフィシャルHP内の特設ページでは、『CODA コーダ』にまつわるコンテンツが充実。本人が語る3万字(!)に渡る楽曲解説やレコーディング時の写真ギャラリーなど、これらを楽しみながらアルバムを聴くと、さらに作品が味わい深くなることだろう。