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今春に行われたウォルフガング・ムースピール・トリオでの来日公演も記憶に新しい世界最高峰のドラマー、ブライアン・ブレイド。2月にソロ名義で『LIFECYCLES Volumes 1 & 2 : Now! and Forevermore』をリリースしたばかりの彼が、リーダー・バンド=フェローシップ・バンドの7年ぶりとなるスタジオ・アルバム『Kings Highway』を7月7日に発表した。
2017年に発表された『Body and Shadow』以来となる本作は、13分に渡るタイトル曲や、15分超えの大曲「Migration」など全7曲で構成。ピアノのジョン・カワード、ベースのクリス・トーマス、サックスのメルヴィン ・バトラー、マイロン・ウォルデンという不動のメンバーに加えて、ジャズ・ギター・シーンを牽引する名手、カート・ローゼンウィンケルをフィーチャー。
ジャズ、ゴスペル、フォークなどを内包した、フェローシップ・バンド独自のアンサンブルに、カートの無二なるギター・サウンドが加わり、また新たな音世界を繰り広げている。
絶賛発売中のドラム・マガジン2023年7月号にて、石若 駿と対談を行った際、20年以上続けてこられたことについて「メンバーのおかげ」と述べ、「大事なのは、みんなの友情と絆で、僕らはみんな、機会さえあれば一緒に演奏したいという願いを持ち続けている。やろうと思ってやれることじゃない。そうありたいと思い願うことはできても、意図してこれだけの愛情や信頼関係、献身的態度を維持できるわけじゃないんだ。だからこそ僕はみんなに感謝しているし、一緒に集まれる機会を提供し続けたいと思っている。それが僕にとって最大の責任なんだ」と語っていたブライアン。絆でつながれた特別なサウンドにぜひ耳を傾けてほしい。なお国内盤は8月25日に発売予定とのこと。
『Kings Highway』
Brian Blade & The Fellowship Band
BSMF-5120/8月25日発売予定
1 Until We Meet Again
2 Catalysts
3 People’s Park
4 Kings Highway
5 Look To The Hills
6 Migration
7 God Be With You
詳細はこちら→https://www.bsmf.jp/?pid=175682738