ガンダムSEEDシリーズ20年ぶりの完全新作となる映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が好評を博している。

公開に先駆けて西川貴教による主題歌「FREEDOM」も24日に発売／配信となったが、小室哲哉がプロデュースを手がけたことも話題だ。

気になるドラムは山木秀夫！ 「Get Wild」をはじめ数々の楽曲でタッグを組んできた2人なだけに、本作はプレイヤー的にも注目だ。

西川が伸びやかに歌い上げるイントロでは、一緒に歌い上げるように豊かな音色を駆使したシンバル・ワークを魅せたと思うのも束の間、どこか懐かしさを感じるシンセ・リフとドラム・サウンドは、現代的にアップデートされつつも、色褪せないフレーズが胸を熱くさせる。

レコーディングは電子ドラムとアコースティックの2台使い、またはシーンごとにエフェクトをかけているのか、90年代小室サウンドを感じさせるエレクトロニックなサウンドと、生ドラムのようなサウンドが使い分けられている印象だ。

山木の妻が投稿しているXの「ドラマー山木秀夫の妻 櫻子」アカウントでは“小室さんとの曲作りのやりとりが本当に「💖」”と綴られており、回顧的なフレーズを組み込むのかどうかなど、2人でどのようなやりとりがなされていたのかも気になるところである。

山木秀夫
2曲叩かせて頂きました！
とてもカッコ良い曲✨
多くの方に聞いて欲しいです
✨
小室さんと曲作りのやり取りが本当に「💖」 https://t.co/GxQBOIKjm3

— ドラマー山木秀夫の妻　櫻子 (@sakurakosun) January 24, 2024

カップリング「Believer」も山木がプレイ。どっしりと壮大に歌い上げる「FREEDOM」と対照的に、疾走感あふれるハードロック・テイストなナンバーで、強烈なアタックと太い響きが特徴的なパワフルなドラム・サウンドを聴かせている。

攻めまくりのフィルインや、プログレのように捲し立ててかき回して終わるアウトロも印象的で、こちらも必聴だ。