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ダースレイダー(ラップ)、勝原大策(ベース)とのトリオ=ベーソンズや、自身のインスト・バンドL.E.D.、Base Ball Bear関根史織(b)のチャップマン・スティックをフィーチャーした“stico”、ムーンライダーズ白井良明(g)率いる“for instance”での活動や、近年は鈴木 茂、竹内アンナのライヴ・サポート、ムーンライダーズとの共演、さらにラーメン、うどん、カレー、純喫茶などにも精通するドラマーのオータコージ。
繊細〜爆音、歌モノ、インスト、インプロなどなど、あらゆる枠組みを取っ払い、時にステージ(内外で)で嵐を巻き起こすオータが、来たる11月19日(金)に東京・秋葉原CLUB GOODMANで自身のキャリア初となる完全独演会“「巌窟王」〜オータコージ独り叩き会〜”を開催する。
現在、TwitterやInstagramなどのSNSに『11/19「オータコージ 独り叩き会」のフライヤーを強引に渡して写真を撮るシリーズ』と題して、1ヵ月以上に渡ってほぼデイリーでアップし、ホットスポット的に話題になるなど、実にオータらしい動きも絶賛展開中となっている。
そしてオータのTwitterには、今回のライヴを開催するにあたってのいきさつが語られている投稿もアップされている。
以下、オータのTwitterに掲載されている文言を抜粋したコメント。
サンプラーとか音ネタとか歌の人とかウワモノの人には頼りません。
打撃音のみのはっきり言ってつまらないものです。申し訳ないです。
自分1人でステージに立つという挑戦を演りたいと思いました。
どこをデビューとするのかは人それぞれわかりませんが、
僕としては空気公団「融」でメジャーレコーディングを経験してから20年。
今年が節目です。
自分の音楽人生を振り返ってと書くと大袈裟ですが。
お客さん0人でも演らせて頂きます。
自分が死んだ時に何か”生きていた証”みたいなものが残せていたらなぁ、という漠然とした思いでおります。
世の中に僕のことなど誰一人興味ないでしょう、という前提で(悲観的ですいません、笑)
自分の尊敬する人、好きな人、一緒に何かを作り上げたいと思える人たちの協力を仰いで、自身でイベント打ってみようかな、という考えに至りました。
特にドラムという特性上
メロディ楽器ではありませんし。
ドラムってモノクロの世界、黒か白か!みたいなところあると思っていて。
打撃音のみで、自分の生き様みたいなものを残せたらいいなと。
そんな感じでどうかよろしくお願い致します
当日は有観客、無配信の予定です。
こんなご時世ですが、感染対策気をつけつつ、ご来場頂けた方と僕らとでその場を共有出来たらと思います。
何卒。
オータコージ
ライヴ当日は、7インチ・アナログ・レコードの会場販売が限定10枚予定されており、タイトルは「盤窟王」。A面はDJが普段使いできるbpm 124から、スクリュード使いできるbpm 160に1分間かけて“爆上がりする”という計4分間に渡るオータのソロ「偏屈王」、B面がそのネタを使って作られたゴンドウトモヒコ(from METAFIVE)のRemix「偏屈王(GND remix)」、モノラルで1枚1枚をnull recordsが手作業でカッティングしている貴重盤だ。
なお、今回の公演は有観客/無配信の予定とのこと。
ぜひ、オータコージの“音楽”を会場で感じてほしい!!
◎ライヴ情報
「オータコージ独り叩き会」
11/19(金)
秋葉原CLUB GOODMAN
料金:2500円プラス1drink
開場18:30 / 開演19:00
Drums/オータコージ
PA/ Dub Master X
ライヴの詳細情報
◎Information
オータコージ Twitter Instagram