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REMO SMT Bass Drum Heads|博士 山本拓矢が試した【2025年10月号】のNEW PRODUCTS

REMO
SMT Bass Drum Heads

レモの新作は、マッフルを備えたバス・ドラム向けのプリミュート仕様ヘッド。フォームを介して接着されたプラスティック製のホルダーにマフラーが収納されており、程良いミュート効果を生み出している。

コーテッド/クリアそれぞれにアンバサダー/エンペラーの厚さ違いがあり、さらに16″/18″/20″/22″/24″の5サイズが展開される。今回は20″アンバサダーのコーテッドとクリアを検証した。

張っただけで“仕上がっている感”
シェル内にブランケットを入れたよう

業界標準のPowerstroke3 を擁するレモより、新たなマフラー内蔵ヘッドが登場しました。シェル内にブランケットを入れたかのような効きの良さで、張った瞬間から“仕上がっている”感触が得られます。

基本的にはそのまま使用する設計かとは思いますが、マフラーの一部は脱着が可能です。取り外すと、テンションのかかり方が確認しやすいですね。また、マイクのセットが済んだステージ上において、マフラーの加減を気軽に試せるのは大きなメリットでしょう。

表面仕上げの違いも明快です。コーテッドは、温かみのある響きが、ファットなトーンに滑らかさを感じさせます。クリアは、明瞭なアタックによる、音ヌケの良さが期待できます。